"iPS細胞" 技術の研究・活用が、 "再生医療" にとどまらず、"創薬" の研究分野に拡がり、少なからぬ成果を上げていることはよく知られている。 「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」の治療薬候補の発見についてもその好例であった。
◆ 参照 当誌過去の "進行性骨化性線維異形成症(FOP)" 関連記事
○ <......筋肉の中に骨ができる難病「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」の治療薬の候補を、京都大の戸口田淳也教授(幹細胞生物学)らのチームが人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って発見し、臨床試験(治験)を9月以降に始めることが1日、分かった......> ( "iPS創薬"、世界初治験へ9月以降!筋肉の中に骨ができる難病「FOP」の治療薬!(京大)/当誌 2017.08.03 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 世界初、iPS創薬治験7日開始 京大が骨の難病で/共同通信/2017.09.06 - 23:29 は、 <患者の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って京都大の研究チームが見つけた、骨の難病の治療薬候補について、京大病院が7日から臨床試験(治験)を始めることが6日、分かった。京大によると、iPS細胞を使って発見した薬の治験は世界初> と報じている。
<......京大病院は現場の医師が主体となって進める「医師主導治験」で取り組み、7日から患者登録が可能になる。「再生医療」と並ぶiPS活用のもう一つの柱「創薬」が本格的に動きだした。 この難病は「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」で、チームによると、国内の推定患者数は約80人という> とある。
世界初、iPS創薬治験7日開始 京大が骨の難病で/共同通信/2017.09.06 - 23:29
患者の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って京都大の研究チームが見つけた、骨の難病の治療薬候補について、京大病院が7日から臨床試験(治験)を始めることが6日、分かった。京大によると、iPS細胞を使って発見した薬の治験は世界初。
京大病院は現場の医師が主体となって進める「医師主導治験」で取り組み、7日から患者登録が可能になる。「再生医療」と並ぶiPS活用のもう一つの柱「創薬」が本格的に動きだした。
この難病は「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」で、チームによると、国内の推定患者数は約80人という。
"世界初" とされる <iPS細胞を使って発見した薬の治験> の、その動向が注目、期待されている。 "難病" も、その "症状が体外で再現できる!" といった"iPS細胞" 技術ならではの "創薬向けのメリット" が、首尾よく結実することを祈りたい...... (2017.09.08)
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