かねがね、、"受動喫煙" の問題への政治決断は、"公共理念" への試金石のひとつだと思ってきた。 目先の安直な税収入を捨てても、"人々の将来の健康" を選び抜くという聡明さが求められるからだ。
◆ 参照 当誌過去の "受動喫煙" 関連記事
(1) <がん予防のために受動喫煙を防止する目標は先送りし、7月にも予定する閣議決定までに厚労省が定める。協議会では委員全員が受動喫煙ゼロの目標を求めたが、厚労省は飲食店などの受動喫煙防止策を巡る自民党との協議の行方を見ながら決める方針> ( 厚労省の"がん対策の本気度"は、"受動喫煙の目標先送り!"の判断から透けて見える!?/当誌 2017.06.04 )
(2) <"がん死亡" の抑制には、"喫煙および受動喫煙" の抑制・禁止が不可欠だと常識化しているにもかかわらず、自民党政府の、相変わらずの "問題先送り" 姿勢、本気度無きパフォーマンスが、未来を憂う人々を悲しませている。> ( "肺がん患者"の9割が"受動喫煙"を不快だと答える!自民・大西氏の発言受けた調査結果/当誌 2014.00.00 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 受動喫煙ゼロ目標先送り がん計画、10月閣議決定/共同通信/2017.09.13 - 19:38 は、 <政府は13日、策定中の第3期がん対策推進基本計画について、2020年までに受動喫煙をゼロにするとの目標を盛り込まないまま10月中旬にも閣議決定する方針を固めた> と報じている。
<......並行して議論していた受動喫煙対策を強化する健康増進法改正の見通しが立たないことが理由。都道府県が来年度からのがん計画を作成するために早期に閣議決定する必要があると判断した。法案提出後、改めて整合する内容を基本計画に反映させる。
計画は、本年度から6年間のがん対策の方向性を決めるもので、がんの予防や検診の充実が柱。当初は夏の閣議決定を目指していた> とある。
受動喫煙ゼロ目標先送り がん計画、10月閣議決定/共同通信/2017.09.13 - 19:38
政府は13日、策定中の第3期がん対策推進基本計画について、2020年までに受動喫煙をゼロにするとの目標を盛り込まないまま10月中旬にも閣議決定する方針を固めた。
並行して議論していた受動喫煙対策を強化する健康増進法改正の見通しが立たないことが理由。都道府県が来年度からのがん計画を作成するために早期に閣議決定する必要があると判断した。法案提出後、改めて整合する内容を基本計画に反映させる。
計画は、本年度から6年間のがん対策の方向性を決めるもので、がんの予防や検診の充実が柱。当初は夏の閣議決定を目指していた。
"喫煙の落とし穴" は、今の "目先の快楽" のために、将来の健康実害="蓄積必至の健康実害" を黙殺してしまう点! であろう。
"受動喫煙" の問題は、それに加えて、自分の "目先の快楽" のために、他人の健康実害="蓄積必至の健康実害" を黙殺してやまない点! が自己中心そのもの。
さらに、政府の "受動喫煙ゼロ目標先送り!" と来たら、"後は野となれ山となれ" 式の将来展望が持てない政治集団の仕業そのものとしか言いようがない...... (2017.09.16)
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