どうしても、現状の医療環境では患者側が "弱者の立場" に立たされがちである。 だとすれば、とかく見過ごされがちな "医療ミス" 事件には、その種類を問わず注目しておくことが妥当かと思われる。
◆ 参照 当誌過去の "医療ミス" 関連記事
(1) がんの疑いなどが記された画像診断報告書の放置や確認不足に関する事案、5年で30件!/当誌 2017.02.02
(2) 転移"肺がん"を3年以上放置する医療ミス、女性死亡!他に類似死亡2人!(名古屋大病院)/当誌 2016.12.28
(3) "肺がん"見落とし、21歳男性死亡!愛知・一宮市立病院、損害賠償金支払で遺族と和解!/当誌 2016.11.26
今回注目する下記引用サイト記事 : 薬の過剰投与で女性死亡 水戸、医療ミス認め謝罪/共同通信/2017.09.29 - 01:31 は、 <水戸済生会総合病院(水戸市)は28日、拡張型心筋症で入院していた女性患者(69)の手術の際に、誤って10倍の量の痛み止め薬を投与する医療ミスがあったと明らかにした。女性は26日に死亡し、病院側はミスを認めて遺族に謝罪した> と報じている。
<......同院によると、女性患者は1日に別の病院から転院。14日の手術開始前に、痛み止めとして塩酸モルヒネ2.5ミリグラムを投与するはずが、看護師が誤って25ミリグラムを投与した。女性は容体が急変して同日、意識不明の重体となっていた。 医師の指示が看護師に適切に伝わっていなかった可能性があるという> とある。
薬の過剰投与で女性死亡 水戸、医療ミス認め謝罪/共同通信/2017.09.29 - 01:31
水戸済生会総合病院(水戸市)は28日、拡張型心筋症で入院していた女性患者(69)の手術の際に、誤って10倍の量の痛み止め薬を投与する医療ミスがあったと明らかにした。女性は26日に死亡し、病院側はミスを認めて遺族に謝罪した。
同院によると、女性患者は1日に別の病院から転院。14日の手術開始前に、痛み止めとして塩酸モルヒネ2.5ミリグラムを投与するはずが、看護師が誤って25ミリグラムを投与した。女性は容体が急変して同日、意識不明の重体となっていた。
医師の指示が看護師に適切に伝わっていなかった可能性があるという。
<手術の際に、誤って10倍の量の痛み止め薬を投与> という処置は、原因はさておき、弁解の余地が無い "医療ミス" かと判断される。 "麻酔" 処置については、慎重かつ的確であって欲しい...... (2017.09.30)
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