高齢社会の到来で "心不全" の患者は増加しているにもかかわらず、<心不全を発症させる仕組み> の解明については、いまだ "道半ば" だと見られている。
◆ 参照 当誌過去の "心不全" 関連記事
(1) "心不全"発症、心筋細胞から過剰に分泌されるタンパク質が原因の一つ!(熊本大)/当誌 2014.00.00
(2) "心不全"の仕組み一端解明!心臓内で作られる"特定タンパク質"が心筋に作用!(大阪大)/当誌 2015.12.09
今回注目する下記引用サイト記事 : 息切れ・むくみ徐々に悪化... 心不全の定義公表 関係2学会/日本経済新聞/2017.11.01 - 06:00 は、 <日本循環器学会と日本心不全学会は31日、心不全の新たな定義を公表した。「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」と定義した。専門的な説明だと患者は理解しにくいため、明確な定義が必要と判断した。高齢化に伴い心不全の患者は今後も増える見通し。両学会は、予防に取り組むよう啓発活動に力を入れ、死者数の減少につなげる> と報じている。
<......心不全は心臓の機能に障害が生じ、運動時の息切れや両足にむくみなどの症状が出る。入退院を繰り返しながら、徐々に症状が悪化していくのも特徴。5年生存率は約5割という。これらを踏まえて両学会は新たな定義を決めた。 心不全を予防するには、禁煙や減塩、適度な運動などが重要。両学会は市民公開講座などを通じて国民の理解を深めていく。 日本循環器学会の小室一成代表理事は31日の記者会見で「医師が心不全を患者に説明するのはなかなか難しい」と指摘。その上で、「正しく理解し、予防することが大事だ」と訴えた。 学会によると、日本の心不全患者は推計で約100万人> とある。
息切れ・むくみ徐々に悪化 ... 心不全の定義公表 関係2学会/日本経済新聞/2017.11.01 - 06:00
日本循環器学会と日本心不全学会は31日、心不全の新たな定義を公表した。「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」と定義した。専門的な説明だと患者は理解しにくいため、明確な定義が必要と判断した。高齢化に伴い心不全の患者は今後も増える見通し。両学会は、予防に取り組むよう啓発活動に力を入れ、死者数の減少につなげる。
心不全は心臓の機能に障害が生じ、運動時の息切れや両足にむくみなどの症状が出る。入退院を繰り返しながら、徐々に症状が悪化していくのも特徴。5年生存率は約5割という。これらを踏まえて両学会は新たな定義を決めた。
心不全を予防するには、禁煙や減塩、適度な運動などが重要。両学会は市民公開講座などを通じて国民の理解を深めていく。
日本循環器学会の小室一成代表理事は31日の記者会見で「医師が心不全を患者に説明するのはなかなか難しい」と指摘。その上で、「正しく理解し、予防することが大事だ」と訴えた。
学会によると、日本の心不全患者は推計で約100万人。
<専門的な説明だと患者は理解しにくいため、明確な定義が必要と判断> されての "今回公表の新たな定義" なのだそうだ。 ただ、「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」との定義は、いかほどの説得力につながるのだろうか...... (2017.11.02)
コメントする