行動の迅速さにとって、"広い視角での状況知覚" が不可欠ではないかと思うことがしばしばあるが、その点で、"高齢者" は知覚できる視角の広がりに欠ける傾向が心配される。 "交通事故" などでは、視角の狭さが反射行動の遅れをもたらし事故に結びつくことが多いようだからである。
今回注目する下記引用サイト記事 : 高齢ドライバー免許更新、精密な視野検査導入へ/yomiDr.ヨミドクター/2017.12.18 は、 <警察庁は来年度から、70歳以上の高齢ドライバーが運転免許更新時に受講する高齢者講習で、新たな視野検査を試験導入することを決めた。視野障害は高齢ドライバーによる事故原因の一つとされており、同庁は正式導入についても検討を進める> と報じている。
<......視野障害は、視界の一部が見えなくなる症状で、自覚しないまま進行することが多い。症状が進行すると、信号を認識できなくなるなどの影響が指摘されている。視野が狭くなる緑内障は、40歳以上の20人に1人が患っているとされる。 現行の高齢者講習でも水平方向の視野検査が実施されているが、新たに開発した視野検査器は上下方向も検査でき、精密な判定が可能という。新検査は、一部の教習所で約1000人を対象に試行する。視野障害と判定された場合でも、免許の更新はできる。 同庁は、専門医らで構成する有識者会議の分科会で試験結果を検証し、視野障害があったドライバーに対する安全指導についても議論を進める> とある。
高齢ドライバー免許更新、精密な視野検査導入へ/yomiDr.ヨミドクター/2017.12.18
警察庁は来年度から、70歳以上の高齢ドライバーが運転免許更新時に受講する高齢者講習で、新たな視野検査を試験導入することを決めた。視野障害は高齢ドライバーによる事故原因の一つとされており、同庁は正式導入についても検討を進める。
視野障害は、視界の一部が見えなくなる症状で、自覚しないまま進行することが多い。症状が進行すると、信号を認識できなくなるなどの影響が指摘されている。視野が狭くなる緑内障は、40歳以上の20人に1人が患っているとされる。
現行の高齢者講習でも水平方向の視野検査が実施されているが、新たに開発した視野検査器は上下方向も検査でき、精密な判定が可能という。新検査は、一部の教習所で約1000人を対象に試行する。視野障害と判定された場合でも、免許の更新はできる。
同庁は、専門医らで構成する有識者会議の分科会で試験結果を検証し、視野障害があったドライバーに対する安全指導についても議論を進める。
高齢者の"視角・視野" の "衰えや障害" については、今後さらに研究される必要があろうかと思われるが、"交通事故" は待ったなし! であり、上記記事のような "検査、対応" は欠かせない...... (2017.12.20)
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