"外傷性脳損傷"患者の運動機能回復へ 再生医療の治験実施!脳損傷分に"幹細胞"注入!

| | コメント(0) | トラックバック(0)

 今回注目する下記引用サイト記事外傷性脳損傷患者の機能回復へ 再生医療で治験実施/神戸新聞NEXT/2018.02.12 は、  < 交通事故やスポーツなどで脳が傷つき、手や足にまひが残る「外傷性脳損傷」の患者の運動機能回復を目指す再生医療の臨床試験(治験)が、全国5カ所の大学病院で行われている。頭部に小さな穴を開け、脳に幹細胞を注入する方法脳梗塞患者を対象に同じ幹細胞を脳に注入した米国での治験では、動かなかった腕が上がるようになるなどの報告もある近畿では唯一、大阪大学病院(大阪府吹田市)で実施されており、治験参加者の募集が間もなく締め切られる (山路 進)> と報じている。

 <......脳や脊髄などの神経細胞は、一度傷つくと修復できない現在は外傷の治療後、運動機能の回復にはリハビリ以外の治療法はないとされる。  治験では、健康な人の骨髄から採取した間葉系幹細胞にヒトの遺伝子を加えて培養した幹細胞を使う。東京の再生医療ベンチャー企業が開発した。  治験薬の幹細胞は、局所麻酔で頭蓋骨に直径約1センチの穴を開けた後、注射針で脳の損傷部の周辺に注入される。他人に由来する細胞だが、免疫抑制剤は必要なく、手術後約1週間で退院できる。  ▽ 運動機能が改善  幹細胞の投与量を250万個、500万個、1千万個、ゼロ-の4グループに分け、運動機能がどの程度回復するかを1年間追跡調査する。治験の段階で投与量は伝えられないが、投与量がゼロだった人は、医薬品として承認された後、無償で治療を受けられる。脳に直接針を刺すが、これまでに公表されている米国の治験で、まひが悪化するなどの重大な合併症や副作用の報告はないという。  運動機能が改善する詳しいメカニズムは分かっていないという。大阪大病院の治験責任者を務める脳神経外科の中村元(はじめ)助教(43)は「投与した幹細胞はしばらくすると消えるが、注入後に栄養因子を出し、脳内の神経幹細胞を活性化させて神経のネットワークをつくっているのではないか」と話す。  ▽ 費用負担なし  対象となる患者は、脳の損傷から1年以上経過した18~75歳で、手や足に中等度以上のまひがあるなどの条件を満たす人。脳の損傷部が局所的であるなどの条件もあり、磁気共鳴画像装置(MRI)やコンピューター断層撮影(CT)の画像データも確認した上で、治験への参加可否が決まる。患者は原則、治験費用を負担しなくていい。  日米共同の治験で、予定患者数は両国で計52人国内では2016年秋から、同大をはじめ、東京、横浜市立、北海道、岡山の各大学病院で行っている。治験参加患者の募集締め切りが迫っているという。  中村助教は「事故などによる外傷性脳損傷の患者は、働き盛りの30、40代が特に多い。リハビリでも受傷半年後までは効果が期待できるが、その後は難しい。機能の維持のために日々リハビリに励む人の新たな治療法となるよう期待している」と話す。  治験の問い合わせはコールセンターTEL0120・555475> とある。

 外傷性脳損傷患者の機能回復へ 再生医療で治験実施/神戸新聞NEXT/2018.02.03 - 12:13

 交通事故やスポーツなどで脳が傷つき、手や足にまひが残る「外傷性脳損傷」の患者の運動機能回復を目指す再生医療の臨床試験(治験)が、全国5カ所の大学病院で行われている。頭部に小さな穴を開け、脳に幹細胞を注入する方法脳梗塞患者を対象に同じ幹細胞を脳に注入した米国での治験では、動かなかった腕が上がるようになるなどの報告もある近畿では唯一、大阪大学病院(大阪府吹田市)で実施されており、治験参加者の募集が間もなく締め切られる(山路 進)

 脳や脊髄などの神経細胞は、一度傷つくと修復できない現在は外傷の治療後、運動機能の回復にはリハビリ以外の治療法はないとされる。

 治験では、健康な人の骨髄から採取した間葉系幹細胞にヒトの遺伝子を加えて培養した幹細胞を使う。東京の再生医療ベンチャー企業が開発した。

 治験薬の幹細胞は、局所麻酔で頭蓋骨に直径約1センチの穴を開けた後、注射針で脳の損傷部の周辺に注入される。他人に由来する細胞だが、免疫抑制剤は必要なく、手術後約1週間で退院できる

▽ 運動機能が改善

 幹細胞の投与量を250万個、500万個、1千万個、ゼロ-の4グループに分け、運動機能がどの程度回復するかを1年間追跡調査する。治験の段階で投与量は伝えられないが、投与量がゼロだった人は、医薬品として承認された後、無償で治療を受けられる。脳に直接針を刺すが、これまでに公表されている米国の治験で、まひが悪化するなどの重大な合併症や副作用の報告はないという。

 運動機能が改善する詳しいメカニズムは分かっていないという。大阪大病院の治験責任者を務める脳神経外科の中村元(はじめ)助教(43)は「投与した幹細胞はしばらくすると消えるが、注入後に栄養因子を出し、脳内の神経幹細胞を活性化させて神経のネットワークをつくっているのではないか」と話す。

▽ 費用負担なし

 対象となる患者は、脳の損傷から1年以上経過した18~75歳で、手や足に中等度以上のまひがあるなどの条件を満たす人。脳の損傷部が局所的であるなどの条件もあり、磁気共鳴画像装置(MRI)やコンピューター断層撮影(CT)の画像データも確認した上で、治験への参加可否が決まる。患者は原則、治験費用を負担しなくていい。

 日米共同の治験で、予定患者数は両国で計52人国内では2016年秋から、同大をはじめ、東京、横浜市立、北海道、岡山の各大学病院で行っている。治験参加患者の募集締め切りが迫っているという

 中村助教は「事故などによる外傷性脳損傷の患者は、働き盛りの30、40代が特に多い。リハビリでも受傷半年後までは効果が期待できるが、その後は難しい。機能の維持のために日々リハビリに励む人の新たな治療法となるよう期待している」と話す。

 治験の問い合わせはコールセンターTEL0120・555475


 上記記事の治験では、<健康な人の骨髄から採取した間葉系幹細胞にヒトの遺伝子を加えて培養した幹細胞を使う> という <他人に由来する細胞> でありながら、<免疫抑制剤は必要なく......> とある。 この点が持つ意義は大きい。 また、<これまでに公表されている米国の治験で、まひが悪化するなどの重大な合併症や副作用の報告はない> とあり、今後の推移に期待が寄せられている...... (2018.02.12)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: "外傷性脳損傷"患者の運動機能回復へ 再生医療の治験実施!脳損傷分に"幹細胞"注入!

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://adhocrat.net/mt/mt-tb.cgi/4042

コメントする

2020年11月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          














関連サイトへのリンク


  • 電子書籍(eBooks)制作にフォーカスしたサイト
  • 明けない夜はないことを確信するサイト
  • Green(地球環境改善)にフォーカスしたサイト
  • ソフトウェア技術者やSEのための評価と育成、人事考課制度を考えるサイト
  • さまざまな業種・業態でご利用可能なモバイル活用の予約システム!
  • 創作小説『海念と保兵衛』のサイト
  • 創作小説『かもめたちの行方』のサイト
  • 当ブログ推奨の商品を展示したAmazon ストアー!
  • 当AdhocBlogブログの過去のエントリー
  • 株式会社アドホクラット当時のサイト

★売れ筋! No.1!
家庭用"放射線測定器"

日本通信 bモバイルWiFi ルータ+1 ヶ月定額SIM BM-U300W-1M
価格:¥ 20,208
国内配送料無料 Amazon





このブログ記事について

このページは、yasuo hiroseが2018年2月13日 00:01に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は、
 「"血管を生み出す幹細胞" マウスで発見!血友病や心筋梗塞の治療法につながる可能性!
です。

次のブログ記事は、
 「自律的に作動する微小なロボットによって抗がん剤を標的細胞に有効に送り込む実験!
です。

最近のコンテンツは、
 インデックスページ
で見られます。

過去に書かれたものは、
 アーカイブのページ
で見られます。

年月別アーカイブ

最近のトラックバック