<他の筋肉とは異なる "拍動する心筋細胞" から成り立っている "心臓の心筋" の "再生医療" は、心筋梗塞、拡張型心筋症など "心筋細胞" が大量に失われてしまう事態(病気)に対する治療として期待がかかる。 そして、そのために、"心筋細胞" が "シート状" に培養され、移植用として作製される研究が進められてきた>
◆ 参照 当誌過去の "心筋シート" 関連記事
(1) "人のiPS細胞から作製した心筋シート"を心臓病患者に移植、心臓機能を改善する治療!/当誌 2017.07.20
(2) iPS細胞から作った心臓組織貼り付け"拡張型心筋症"を治療する研究、臨床研究申請へ!/当誌 2017.05.09
(3) "iPS細胞"から作製した「心筋シート」心臓病患者に移植!治験申請へ (大阪大チーム)/当誌 2016.01.08
今回注目する下記引用サイト記事 : iPS心筋治療、結論持ち越し 厚労省、承認へ議論継続/KYODO/2018.04.25 - 12:41 は、 <厚生労働省の再生医療評価部会は25日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った「心筋シート」を重症心不全患者の心臓に移植する大阪大の臨床研究を認めるかどうか審議したが、委員から安全性を慎重に検討する意見が出たため結論を次回以降に持ち越し、議論を継続することになった> と報じている。
<......iPS細胞を利用した再生医療はこれまでに、重い目の病気の患者に対して行われているが、今回の計画は、日本人の死因の第2位である心臓病に対する初の治療として注目されている。 計画では、京都大が備蓄している拒絶反応が起きにくいiPS細胞を使い、厚さ約0.1ミリの心筋細胞シートを作製する> とある。
iPS心筋治療、結論持ち越し 厚労省、承認へ議論継続/KYODO/2018.04.25 - 12:41
厚生労働省の再生医療評価部会は25日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った「心筋シート」を重症心不全患者の心臓に移植する大阪大の臨床研究を認めるかどうか審議したが、委員から安全性を慎重に検討する意見が出たため結論を次回以降に持ち越し、議論を継続することになった。
iPS細胞を利用した再生医療はこれまでに、重い目の病気の患者に対して行われているが、今回の計画は、日本人の死因の第2位である心臓病に対する初の治療として注目されている。
計画では、京都大が備蓄している拒絶反応が起きにくいiPS細胞を使い、厚さ約0.1ミリの心筋細胞シートを作製する。
厚生労働省の再生医療評価部会は、<大阪大の臨床研究を認めるかどうか審議したが、委員から安全性を慎重に検討する意見が出たため結論を次回以降に持ち越し、議論を継続する> といった "慎重な判断" に至ったとある。 治療対象が、<日本人の死因の第2位である心臓病> とあるだけに、その慎重さには頷けるものがある...... (2018.04.27)
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