昨今の "がんの診断" では、<AIの深層学習(ディープラーニング)> 手法が積極的に活用されている。
◆ 参照 当誌過去の "がん AI" 関連記事
(1) "胃がん"、AIで高精度検出「熟練医に匹敵するレベル」!がん研がシステム開発/当誌 2018.01.30
(2) "AI/深層学習手法"で、"大腸がんやポリープ"の見逃しを防ぐ! 内視鏡検査を支援!/当誌 2017.07.11
今回注目する下記引用サイト記事 : SBI生命、AIで最適ながん治療法 近大と臨床試験/日本経済新聞/2018.05.07 - 20:00 は、 <SBI生命保険は7日、近畿大学と連携して人工知能(AI)を使ったがん患者向けの臨床試験を14日に始めると発表した。患者のがん組織や血液などの遺伝子情報から、AIで適切な治療法を見つけ出す検査技術の実効性を確かめる。SBI生命は臨床試験を通じて検査の費用負担を軽減する保険商品の開発につなげる> と報じている。
<......採集した患者の遺伝子情報をもとに、特定の患者に適した治療方法を解析する。がん関連の論文や遺伝子変異に関する膨大な情報の中から探る。これまでは専門家がデータベースから探し出していたが、知識を読み込んだAIを活用することで、より迅速な解析や作業負担の軽減が期待できるという。 SBI生命は検査にかかる日数や費用の水準などを見極め、こうした検査に関連する保険商品の開発をめざす> とある。
SBI生命、AIで最適ながん治療法 近大と臨床試験/日本経済新聞/2018.05.07 - 20:00
SBI生命保険は7日、近畿大学と連携して人工知能(AI)を使ったがん患者向けの臨床試験を14日に始めると発表した。患者のがん組織や血液などの遺伝子情報から、AIで適切な治療法を見つけ出す検査技術の実効性を確かめる。SBI生命は臨床試験を通じて検査の費用負担を軽減する保険商品の開発につなげる。
採集した患者の遺伝子情報をもとに、特定の患者に適した治療方法を解析する。がん関連の論文や遺伝子変異に関する膨大な情報の中から探る。これまでは専門家がデータベースから探し出していたが、知識を読み込んだAIを活用することで、より迅速な解析や作業負担の軽減が期待できるという。
SBI生命は検査にかかる日数や費用の水準などを見極め、こうした検査に関連する保険商品の開発をめざす。
上記記事で、焦点となるのは、<患者のがん組織や血液などの遺伝子情報から、AIで適切な治療法を見つけ出す検査技術の実効性を確かめる> という点かと思われる。 治療法探索について、これまでの <専門家がデータベースから探し出していた> 過程と比べると妥当性が高いかと考えられるが、今後の推移を見守りたい...... (2018.05.14)
コメントする