今回注目する下記引用サイト記事 : 千葉大病院 がん報告見落とし、2人死亡 治療1~4年遅れ/毎日新聞/2018.06.09 は、 <千葉大学医学部付属病院は8日、2013年以降にコンピューター断層撮影(CT)の画像にがんが映っていたのに、担当医が報告書を見落とすなどしたミスにより、30~80代の患者9人ががんと診断されなかったと発表した。うち2人はがんで死亡。同病院は「最初の検査後に治療していれば、死亡しなかった可能性がある」としている> と報じている。
<......2人は60代女性と70代男性。女性は13年6月、腸疾患の経過観察のためCT検査を受けた。放射線診断専門医は腎がんの可能性を指摘する報告書を作ったが、担当医は報告書を十分に確認せず診断されなかった。4年4カ月後の昨年10月、体調を崩して受けたCT検査で腎がんが進行しているのが見つかった。手遅れの段階で同12月に死亡した。男性は16年1月のCT検査で肺がんの可能性が指摘されたが、担当医が見落とし、翌17年4月に肺がんと診断。同6月に死亡した。いずれも担当医が専門分野のみに注目したため見落とした。 50代と60代の男性も肺がんと膵(すい)がんを見落とされ、1年1カ月と5カ月遅れで診断された。同病院によると、見落とされなければ他の治療を受けられた可能性があった。残り5人はがんの診断が2カ月~1年遅れたが、同病院は「治療結果に影響はなかった」としている。山本修一病院長は「患者、家族の皆様にご負担、ご心痛をおかけした」と謝罪した。 【信田真由美、町野幸】> とある。
千葉大病院 がん報告見落とし、2人死亡 治療1~4年遅れ/毎日新聞/2018.06.09
千葉大学医学部付属病院は8日、2013年以降にコンピューター断層撮影(CT)の画像にがんが映っていたのに、担当医が報告書を見落とすなどしたミスにより、30~80代の患者9人ががんと診断されなかったと発表した。うち2人はがんで死亡。同病院は「最初の検査後に治療していれば、死亡しなかった可能性がある」としている。
2人は60代女性と70代男性。女性は13年6月、腸疾患の経過観察のためCT検査を受けた。放射線診断専門医は腎がんの可能性を指摘する報告書を作ったが、担当医は報告書を十分に確認せず診断されなかった。4年4カ月後の昨年10月、体調を崩して受けたCT検査で腎がんが進行しているのが見つかった。手遅れの段階で同12月に死亡した。男性は16年1月のCT検査で肺がんの可能性が指摘されたが、担当医が見落とし、翌17年4月に肺がんと診断。同6月に死亡した。いずれも担当医が専門分野のみに注目したため見落とした。
50代と60代の男性も肺がんと膵(すい)がんを見落とされ、1年1カ月と5カ月遅れで診断された。同病院によると、見落とされなければ他の治療を受けられた可能性があった。残り5人はがんの診断が2カ月~1年遅れたが、同病院は「治療結果に影響はなかった」としている。山本修一病院長は「患者、家族の皆様にご負担、ご心痛をおかけした」と謝罪した。
【信田真由美、町野幸】
上記記事での "CT検査" を通じた "医療ミス" は、<担当医は報告書を十分に確認せず診断されなかった> ためであるとか、がんの事実を <担当医が見落とし> たりしたためであり、<いずれも担当医が専門分野のみに注目したため見落とした> 結果のミスだったとある。 "担当医が専門分野のみに注目......" というのも、見え透いた言い訳にしか聞こえないのだが...... (2018.06.09)
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