今回注目する下記引用サイト記事 : がん免疫薬「オプジーボ」、中国で承認 小野薬など 肺がん向け/日本経済新聞/2018.06.18 - 18:35 は、 <小野薬品工業などは18日、中国でがん免疫薬「オプジーボ」が非小細胞肺がんの治療薬として承認を得たと発表した。中国では毎年78万人以上が肺がんと診断され、がんの中で最も発症率と死亡率が高いという。中国でがん免疫薬そのものが承認されるのは初めてとしている。 中国では提携する米ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)が開発・製造・販売権を持つものの、売り上げなどに応じて小野薬品も収入が得られる。今回承認を得たことで、既存の治療方法が効かない患者に対して第二の選択肢として投薬できるようになる> と報じている。
<......オプジーボは、異物を排除する免疫機能を高める効果を持つ。進行性や転移性などの末期がん、難治性がんに劇的な治療効果が確認され、60カ国以上で承認されている。非小細胞肺がんでは、日本や欧米、韓国などで2次治療薬としての承認を得ている。 中国人患者らを対象にした臨床試験(治験)でも、肺がん患者の生存期間が伸びたほか、がんの消滅や縮小などの効果を確認できた。現地の規制当局である中国国家医薬品監督管理局から承認を得た。 肺がんはがんによる死亡原因の多くを占め、そのうち非小細胞肺がんの患者数が8割以上にのぼる。特に肺がんのリスクが高いとされる中国では、効果的な治療薬の導入が急がれていた。BMSによると中国では1日に7500人以上ががんで死亡しているという。 小野薬品などはオプジーボが、がん治療の第一選択肢として承認を受けるために各国で治験に取り組んでいる。また、BMSのがん免疫薬「ヤーボイ」と一緒に投与することで治療効果をさらに高める開発も手掛ける。 ただ、がん免疫薬を巡っては、世界の製薬会社が開発を進めている。小野薬品とBMSがオプジーボで先行していたものの、足元の治験では米メルクの「キイトルーダ」が好成績を挙げるなど競争が激化している> とある。
がん免疫薬「オプジーボ」、中国で承認 小野薬など 肺がん向け/日本経済新聞/2018.06.18 - 18:35
小野薬品工業などは18日、中国でがん免疫薬「オプジーボ」が非小細胞肺がんの治療薬として承認を得たと発表した。中国では毎年78万人以上が肺がんと診断され、がんの中で最も発症率と死亡率が高いという。中国でがん免疫薬そのものが承認されるのは初めてとしている。
中国では提携する米ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)が開発・製造・販売権を持つものの、売り上げなどに応じて小野薬品も収入が得られる。今回承認を得たことで、既存の治療方法が効かない患者に対して第二の選択肢として投薬できるようになる。
オプジーボは、異物を排除する免疫機能を高める効果を持つ。進行性や転移性などの末期がん、難治性がんに劇的な治療効果が確認され、60カ国以上で承認されている。非小細胞肺がんでは、日本や欧米、韓国などで2次治療薬としての承認を得ている。
中国人患者らを対象にした臨床試験(治験)でも、肺がん患者の生存期間が伸びたほか、がんの消滅や縮小などの効果を確認できた。現地の規制当局である中国国家医薬品監督管理局から承認を得た。
肺がんはがんによる死亡原因の多くを占め、そのうち非小細胞肺がんの患者数が8割以上にのぼる。特に肺がんのリスクが高いとされる中国では、効果的な治療薬の導入が急がれていた。BMSによると中国では1日に7500人以上ががんで死亡しているという。
小野薬品などはオプジーボが、がん治療の第一選択肢として承認を受けるために各国で治験に取り組んでいる。また、BMSのがん免疫薬「ヤーボイ」と一緒に投与することで治療効果をさらに高める開発も手掛ける。
ただ、がん免疫薬を巡っては、世界の製薬会社が開発を進めている。小野薬品とBMSがオプジーボで先行していたものの、足元の治験では米メルクの「キイトルーダ」が好成績を挙げるなど競争が激化している。
"がん免疫薬「オプジーボ」" の治療対象は、肺がんに限定されるわけではないが、<肺がんはがんによる死亡原因の多くを占め、そのうち非小細胞肺がんの患者数が8割以上にのぼる。特に肺がんのリスクが高いとされる中国では、効果的な治療薬の導入が急がれていた。......中国では1日に7500人以上ががんで死亡しているという> 現状が控えているだけに、今回の "承認" には頷かされるものがあろう...... (2018.06.19)
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