今回注目する下記引用サイト記事 : 医のねだん 高額療養費制度とは?/yomiDr.ヨミドクター/2018.06.28 は、 <病気やけがの治療でかかった医療費には通常、保険が利くので、病院や薬局で支払うのは全体の1~3割で済みます。ただ、手術など高額な医療を受ければ、それでもかなりの負担になります。 そんな時に助けになるのが、「高額療養費制度」です。患者の年齢や収入に応じて自己負担額に限度額を設け、それを超えた分は医療保険から出してくれるものです> と解説している。
<......まず69歳以下と70歳以上で制度は二つに分かれます。69歳以下は年収に応じて限度額が5段階になっており、年収が高いほど高くなります。 70歳以上の限度額はこれまで、低く抑えられていました。しかし、高齢化や高価な新薬の登場などで総支給額が増え、財政を圧迫するようになったため、現役世代並みに収入のある人には負担を重くすることになりました。昨年8月と今年8月の2段階で限度額を引き上げます。 さて、実際の負担額の例を見てみましょう。年収500万円の40歳会社員が100万円の手術を受けた場合、自己負担3割で、いったん病院に30万円を支払います。 その後、加入している健康保険組合や協会けんぽなどの医療保険に制度の利用を申請します。この会社員の限度額は8万7430円となるので、差額の21万2570円が後で払い戻されます。通常3、4か月かかるそうです。 前もって高額な医療費がかかると分かっている場合は、加入する医療保険から「限度額適用認定証」の交付を受けておけば、最初から支払いは限度額分だけで済みます。 このほか、過去1年以内に3回以上、限度額に達したら、4回目以降の限度額を低くする「多数回該当」や、同じ医療保険に加入している家族の医療費を合算して対象にできる「世帯合算」という負担軽減策もあります> とある。
医のねだん 高額療養費制度とは?/yomiDr.ヨミドクター/2018.06.28
病気やけがの治療でかかった医療費には通常、保険が利くので、病院や薬局で支払うのは全体の1~3割で済みます。ただ、手術など高額な医療を受ければ、それでもかなりの負担になります。
そんな時に助けになるのが、「高額療養費制度」です。患者の年齢や収入に応じて自己負担額に限度額を設け、それを超えた分は医療保険から出してくれるものです。
まず69歳以下と70歳以上で制度は二つに分かれます。69歳以下は年収に応じて限度額が5段階になっており、年収が高いほど高くなります。
70歳以上の限度額はこれまで、低く抑えられていました。しかし、高齢化や高価な新薬の登場などで総支給額が増え、財政を圧迫するようになったため、現役世代並みに収入のある人には負担を重くすることになりました。昨年8月と今年8月の2段階で限度額を引き上げます。
さて、実際の負担額の例を見てみましょう。年収500万円の40歳会社員が100万円の手術を受けた場合、自己負担3割で、いったん病院に30万円を支払います。
その後、加入している健康保険組合や協会けんぽなどの医療保険に制度の利用を申請します。この会社員の限度額は8万7430円となるので、差額の21万2570円が後で払い戻されます。通常3、4か月かかるそうです。
前もって高額な医療費がかかると分かっている場合は、加入する医療保険から「限度額適用認定証」の交付を受けておけば、最初から支払いは限度額分だけで済みます。
このほか、過去1年以内に3回以上、限度額に達したら、4回目以降の限度額を低くする「多数回該当」や、同じ医療保険に加入している家族の医療費を合算して対象にできる「世帯合算」という負担軽減策もあります。
がんをはじめとして、"高額な医療費" が懸念される昨今であるだけに、健康保険の有難さが実感される。 中でも、上記記事にある "高額療養費制度" は、理に適ったしくみだと思われる...... (2018.06.29)
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