<世界は"ペニシリン以前の時代"に戻ろうとしている? WHO> とさえ警戒され続けている "多剤耐性菌" がいまだに猛威を振るっている。
◆ 参照 当誌過去の "多剤耐性菌" 関連記事
(1) WHO は、既存の抗菌薬に代わり、新薬が早急に求められる"耐性菌"12種のリストを公表!/当誌 2017.03.24
(2) 院内感染で問題の"多剤耐性菌"!実態把握へ報告義務づけ(厚労省)!海外から持込まれ!/当誌 2014.10.01 )
(3) 世界は"ペニシリン以前の時代"に戻ろうとしている?WHO 世界中の"耐性菌感染"に警告!/当誌 2014.05.02
今回注目する下記引用サイト記事 : 抗生物質効かない耐性菌か、入院患者ら8人死亡...鹿児島大病院/yomiDr.ヨミドクター/2018.08.03 は、 <鹿児島大病院(鹿児島市)の入院患者ら15人から、複数の抗菌薬(抗生物質)が効かない多剤耐性の細菌アシネトバクターや類似菌が検出され、うち8人が死亡していたことが鹿児島県への取材で分かった。同病院は3日、記者会見して詳細を発表する。 県によると、同病院の患者ら5人から多剤耐性アシネトバクターが検出され、別の患者ら10人からは類似の菌が検出された> と報じている。
<......入院患者ら抵抗力が弱い人が多剤耐性アシネトバクターに感染すると、肺炎や敗血症など重篤な感染症を引き起こす恐れがある。 多剤耐性アシネトバクターによる院内感染は、2008年10月~09年1月に福岡大病院(福岡市)で発生。入院患者26人が感染し、因果関係は不明だが、4人が死亡した。09年8月以降、帝京大病院(東京都)でも60人が感染し、35人が死亡した> とある。
抗生物質効かない耐性菌か、入院患者ら8人死亡...鹿児島大病院/yomiDr.ヨミドクター/2018.08.03
鹿児島大病院(鹿児島市)の入院患者ら15人から、複数の抗菌薬(抗生物質)が効かない多剤耐性の細菌アシネトバクターや類似菌が検出され、うち8人が死亡していたことが鹿児島県への取材で分かった。同病院は3日、記者会見して詳細を発表する。
県によると、同病院の患者ら5人から多剤耐性アシネトバクターが検出され、別の患者ら10人からは類似の菌が検出された。
入院患者ら抵抗力が弱い人が多剤耐性アシネトバクターに感染すると、肺炎や敗血症など重篤な感染症を引き起こす恐れがある。
多剤耐性アシネトバクターによる院内感染は、2008年10月~09年1月に福岡大病院(福岡市)で発生。入院患者26人が感染し、因果関係は不明だが、4人が死亡した。09年8月以降、帝京大病院(東京都)でも60人が感染し、35人が死亡した。
<入院患者ら15人から、複数の抗菌薬(抗生物質)が効かない多剤耐性の細菌アシネトバクターや類似菌が検出され、うち8人が死亡> という痛ましい院内感染が再び発生した。 "抵抗力が無防備" な院内患者への "多剤耐性細菌による感染" は、やはり極端に死亡率を高めてしまうことを改めて知らしめた...... (2018.08.05)
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