今回注目する下記引用サイト記事 : 自己免疫性膵炎の仕組み判明...京大チーム、原因のたんぱく質を特定/yomiDr.ヨミドクター/2018.08.09 は、 <自分の体を免疫が誤って攻撃する自己免疫疾患の一つである「自己免疫性 膵炎 」の発症の仕組みがわかったと、京都大名誉教授の千葉勉・関西電力病院長(消化器内科)らのチームが発表した。診断や治療法の開発につながる可能性があるという。 論文が9日、米科学誌に掲載される> と報じている。
<......この病気は国の指定難病の一種で、本来は、病気から体を守るために免疫が作る「抗体」が、自分の膵臓を攻撃して発症する。国内の患者は推定5000人~1万人で、腹痛や黄だん、目の腫れなどの症状が出る。薬で症状を抑えられるが、根本的な治療法はない。 チームは、患者の血液中にある様々な抗体をマウスに注射したところ、このうちの一つがマウスの膵臓に炎症を起こすことを確認。この抗体は、膵臓の機能を維持する「ラミニン511」というたんぱく質を壊していることがわかった。 チームによると、これまでは膵臓がんと症状が似ていて診断が難しかったが、ラミニン511に着目することで正確な診断がしやすくなるという。 関西医科大の岡崎和一教授(消化器免疫学)の話「長い間、分からなかった病気の仕組みを明らかにした意義は大きい。将来の創薬にも期待がかかる」> とある。
自己免疫性膵炎の仕組み判明...京大チーム、原因のたんぱく質を特定/yomiDr.ヨミドクター/2018.08.09
自分の体を免疫が誤って攻撃する自己免疫疾患の一つである「自己免疫性 膵炎 」の発症の仕組みがわかったと、京都大名誉教授の千葉勉・関西電力病院長(消化器内科)らのチームが発表した。診断や治療法の開発につながる可能性があるという。
論文が9日、米科学誌に掲載される。
この病気は国の指定難病の一種で、本来は、病気から体を守るために免疫が作る「抗体」が、自分の膵臓を攻撃して発症する。国内の患者は推定5000人~1万人で、腹痛や黄だん、目の腫れなどの症状が出る。薬で症状を抑えられるが、根本的な治療法はない。
チームは、患者の血液中にある様々な抗体をマウスに注射したところ、このうちの一つがマウスの膵臓に炎症を起こすことを確認。この抗体は、膵臓の機能を維持する「ラミニン511」というたんぱく質を壊していることがわかった。
チームによると、これまでは膵臓がんと症状が似ていて診断が難しかったが、ラミニン511に着目することで正確な診断がしやすくなるという。
関西医科大の岡崎和一教授(消化器免疫学)の話「長い間、分からなかった病気の仕組みを明らかにした意義は大きい。将来の創薬にも期待がかかる」
<自分の体を免疫が誤って攻撃する自己免疫疾患の一つである「自己免疫性 膵炎 」の発症の仕組みがわかった> ことにより、<診断や治療法の開発につながる可能性がある> という。 将来の創薬にも期待がかかるようだ...... (2018.08.10)
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