今回注目する下記引用サイト記事 : 【がん電話相談から】 前立腺がんの放射線治療/産経ニュース/2018.09.18 - 08:16 は、 <Q 69歳の夫は、前立腺肥大があると言われ、検査したところ、PSA値5・35、グリソンスコア4+3=7、生検で17本中1本にがんが見つかりました。コンピューター断層撮影(CT)、骨シンチグラフィー検査で転移はありません。夫は生検でがんが1本だけなので、手術よりも放射線治療がいいと希望し、陽子線治療を行うことにしました。この選択でよかったでしょうか> と報じている。
<......A 前立腺にとどまった早期がんですが、グリソンスコアが7ですので、69歳でほかに大きな病気がなければ、手術や放射線などの根治的治療が推奨されます。ご主人の場合、どちらの治療を選んでも前立腺がんが直接の死因になる可能性はかなり低いと考えられます。放射線治療の場合は、半年間のホルモン治療の併用が推奨されます。代表的な副作用として手術では尿漏れ、放射線では放射線性の直腸炎やぼうこう炎があり、血尿や血便がでることがあります。また両者で性機能障害の可能性があります。 放射線治療であれば、陽子線も重粒子も強度変調放射線治療(IMRT)も小線源治療も決定的な差はありません。前立腺以外の場所を避け、病巣のみに最大限照射する方法を研究し、改善されてきたものです。照射の回数はそれぞれの方法で異なります。 Q 放射線治療をして再発した場合、手術できますか。また、再度放射線を当てることは? A 手術も放射線も術後の経過観察はPSAで行いますが、放射線治療後の再発の目安となる数値は、PSAが下がりきった最低値+2と定義されています。 放射線治療後の手術は癒着のため困難です。追加の放射線も、初回治療で正常組織が耐えられる限界近くまで照射しているため、重度の副作用の危険があり困難です。再発したら通常ホルモン治療を行います。 ◇ 回答には、がん研有明病院の米瀬淳二泌尿器科部長が当たりました。カウンセラーによる「がん電話相談」(協力:がん研究会、アフラック、産経新聞社)は、(電)03・5531・0110。月~木曜日(祝日は除く)午前11時~午後3時。相談が本欄に掲載されることがあります> とある。
【がん電話相談から】 前立腺がんの放射線治療/産経ニュース/2018.09.18 - 08:16
Q 69歳の夫は、前立腺肥大があると言われ、検査したところ、PSA値5・35、グリソンスコア4+3=7、生検で17本中1本にがんが見つかりました。コンピューター断層撮影(CT)、骨シンチグラフィー検査で転移はありません。夫は生検でがんが1本だけなので、手術よりも放射線治療がいいと希望し、陽子線治療を行うことにしました。この選択でよかったでしょうか。
A 前立腺にとどまった早期がんですが、グリソンスコアが7ですので、69歳でほかに大きな病気がなければ、手術や放射線などの根治的治療が推奨されます。ご主人の場合、どちらの治療を選んでも前立腺がんが直接の死因になる可能性はかなり低いと考えられます。放射線治療の場合は、半年間のホルモン治療の併用が推奨されます。代表的な副作用として手術では尿漏れ、放射線では放射線性の直腸炎やぼうこう炎があり、血尿や血便がでることがあります。また両者で性機能障害の可能性があります。
放射線治療であれば、陽子線も重粒子も強度変調放射線治療(IMRT)も小線源治療も決定的な差はありません。前立腺以外の場所を避け、病巣のみに最大限照射する方法を研究し、改善されてきたものです。照射の回数はそれぞれの方法で異なります。
Q 放射線治療をして再発した場合、手術できますか。また、再度放射線を当てることは?
A 手術も放射線も術後の経過観察はPSAで行いますが、放射線治療後の再発の目安となる数値は、PSAが下がりきった最低値+2と定義されています。
放射線治療後の手術は癒着のため困難です。追加の放射線も、初回治療で正常組織が耐えられる限界近くまで照射しているため、重度の副作用の危険があり困難です。再発したら通常ホルモン治療を行います。
◇回答には、がん研有明病院の米瀬淳二泌尿器科部長が当たりました。カウンセラーによる「がん電話相談」(協力:がん研究会、アフラック、産経新聞社)は、(電)03・5531・0110。月~木曜日(祝日は除く)午前11時~午後3時。相談が本欄に掲載されることがあります。
<手術や放射線などの根治的治療> の場合、、<前立腺がんが直接の死因になる可能性はかなり低い> といえども、<代表的な副作用として手術では尿漏れ、放射線では放射線性の直腸炎やぼうこう炎があり、血尿や血便がでることがある> とのことである...... (2018.09.19)
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