今回注目する下記引用サイト記事 : 発見困難な食道がん、AIで判別するシステム開発...がん研有明病院など/yomiDr.ヨミドクター/2018.10.01 は、 <食道がんを内視鏡の画像から8割近い確率で判別できるAI(人工知能)診断支援システムを開発したと、がん研有明病院(東京都)と医療ベンチャー企業・AIメディカルサービスの研究チームが米医学誌に発表した。 チームは、同病院の内視鏡検査で撮影した食道がん患者の画像8428枚をAIに学習させ、大きさが1センチ未満で、赤みや凹凸がわずかながんを判別できるシステムを開発した。判別速度は画像1枚あたり0・02秒と短いのも特徴だ> と報じている。
<......このシステムを使い、がんの画像162枚を含む別の1118枚について、がんの有無を判別させたところ、がん画像の約77%に当たる125枚をがんと正しく識別した。がんの進行度(ステージ)は98%の精度で判定した。 食道がんは発見が難しいとされる。AIは学習データが多いほど精度が上がるため、さらにデータを蓄積すれば、識別の精度向上が期待できるという。チームは「いずれは動画でも即時に判別できる精度に高めたい」としている> とある。
発見困難な食道がん、AIで判別するシステム開発...がん研有明病院など/yomiDr.ヨミドクター/2018.10.01
食道がんを内視鏡の画像から8割近い確率で判別できるAI(人工知能)診断支援システムを開発したと、がん研有明病院(東京都)と医療ベンチャー企業・AIメディカルサービスの研究チームが米医学誌に発表した。
チームは、同病院の内視鏡検査で撮影した食道がん患者の画像8428枚をAIに学習させ、大きさが1センチ未満で、赤みや凹凸がわずかながんを判別できるシステムを開発した。判別速度は画像1枚あたり0・02秒と短いのも特徴だ。
このシステムを使い、がんの画像162枚を含む別の1118枚について、がんの有無を判別させたところ、がん画像の約77%に当たる125枚をがんと正しく識別した。がんの進行度(ステージ)は98%の精度で判定した。
食道がんは発見が難しいとされる。AIは学習データが多いほど精度が上がるため、さらにデータを蓄積すれば、識別の精度向上が期待できるという。チームは「いずれは動画でも即時に判別できる精度に高めたい」としている。
"食道がん" は "発見が困難" だとされているだけに、<内視鏡の画像から8割近い確率で判別できるAI(人工知能)診断支援システム> が開発されたことは朗報だと言える。 「いずれは動画でも即時に判別できる精度に高めたい」と期待されているようだが、そうなるとリアルタイムでのがん診断も可能だということであろうか...... (2018.10.02)
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