今回注目する下記引用サイト記事 : レム睡眠行動障害 大きな寝言は認知症の前触れかも/産経WEST/2018.10.07 - 07:00 は、 <「夜に大きな声で寝言を言ったり、夢と現実を混同して歩き回ったりするんです」。70代の女性が夫に連れられて、物忘れ外来を受診されました。このような症状と軽い物忘れがあるため、高齢の夫も夜に十分眠ることができず、負担が多くて困っているとのことでした。 物忘れの検査をすると、まだ認知症のレベルではない程度の軽い物忘れがあるのみでした。脳のMRI(磁気共鳴画像装置)検査でも、ごく軽度の萎縮がみられましたが、ほとんど異常はありません。さらに詳しい検査で「レビー小体型認知症」の非常に早期であることが分かり、薬での治療を開始したところ、女性は夜もよく眠れるようになり、夫の負担も軽減しました> と解説している。
<......大きな声の寝言があったり、夢と現実を混同して体を激しく動かしたりする症状はレム睡眠行動障害といい、レビー小体型認知症やパーキンソン病で多く現れる症状の一つです。睡眠は、その深さや状態から「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」に分けられています。 レム睡眠では脳が活動しているため、まぶたの下で眼球がキョロキョロと動きます。そのため、英語ではラピッド・アイ・ムーブメント・スリープといい、頭文字を取ってレム(REM)睡眠といわれます。夢をみるのは多くの場合、このレム睡眠の状態です。 ―― 中略 ―― レム睡眠行動障害は、レビー小体型認知症や認知症を伴うパーキンソン病で認知症が明らかになる前から現れることが多く、これらの認知症の前触れの可能性があります。最近、レビー小体型認知症の診断基準も改定され、このレム睡眠行動障害が中核的特徴の一つに追加されました。疑うような症状がある方は、早めに医療機関で相談してください。 (橋本市民病院 脳神経外科 部長 大饗(おわい)義仁)> とある。
レム睡眠行動障害 大きな寝言は認知症の前触れかも/産経WEST/2018.10.07 - 07:00
「夜に大きな声で寝言を言ったり、夢と現実を混同して歩き回ったりするんです」。70代の女性が夫に連れられて、物忘れ外来を受診されました。このような症状と軽い物忘れがあるため、高齢の夫も夜に十分眠ることができず、負担が多くて困っているとのことでした。
物忘れの検査をすると、まだ認知症のレベルではない程度の軽い物忘れがあるのみでした。脳のMRI(磁気共鳴画像装置)検査でも、ごく軽度の萎縮がみられましたが、ほとんど異常はありません。さらに詳しい検査で「レビー小体型認知症」の非常に早期であることが分かり、薬での治療を開始したところ、女性は夜もよく眠れるようになり、夫の負担も軽減しました。
大きな声の寝言があったり、夢と現実を混同して体を激しく動かしたりする症状はレム睡眠行動障害といい、レビー小体型認知症やパーキンソン病で多く現れる症状の一つです。睡眠は、その深さや状態から「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」に分けられています。
レム睡眠では脳が活動しているため、まぶたの下で眼球がキョロキョロと動きます。そのため、英語ではラピッド・アイ・ムーブメント・スリープといい、頭文字を取ってレム(REM)睡眠といわれます。夢をみるのは多くの場合、このレム睡眠の状態です。
―― 中略 ――レム睡眠行動障害は、レビー小体型認知症や認知症を伴うパーキンソン病で認知症が明らかになる前から現れることが多く、これらの認知症の前触れの可能性があります。最近、レビー小体型認知症の診断基準も改定され、このレム睡眠行動障害が中核的特徴の一つに追加されました。疑うような症状がある方は、早めに医療機関で相談してください。
(橋本市民病院 脳神経外科 部長 大饗(おわい)義仁)
( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)
<レム睡眠行動障害は、レビー小体型認知症や認知症を伴うパーキンソン病で認知症が明らかになる前から現れることが多く、これらの認知症の前触れの可能性があります。最近、レビー小体型認知症の診断基準も改定され、このレム睡眠行動障害が中核的特徴の一つに追加されました> とあり、とかくアプローチが難しい認知症の診断に、掌握し易い症状が設定されたかたちか...... (2018.10.09)
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