今回注目する下記引用サイト記事 : 体傷つけず前立腺がん検出 住友重機などが装置/日本経済新聞/2019.02.10 - 01:55 は、 <住友重機械工業などは画像診断装置を使い、体を傷つけることなく前立腺がんを見つける診断技術を開発する。前立腺がん特有のたんぱく質に結合する診断薬を投与して撮影すると、がんの位置や大きさが分かる。従来は血液検査で発症が疑われた人に針を刺して組織を採取、確認しており、負担が大きかった。2023年ごろの薬事申請を目指す> と報じている。
<......北海道大学や原子力施設メンテナンスのアトックス(東京・港)などと共同で開発する。住重とアトックスが診断薬の製造装置を開発し、北大主導で20年度にも臨床試験(治験)を始める。放射性物質を組み込んだ診断薬が患者体内で発生する電子を検出する、陽電子放射断層撮影装置(PET)を使う。前立腺がんは他のがんに比べてPETに写りにくかった。 今後高齢者の増加に伴い前立腺がん患者数は増える見通しだ。国立がん研究センターの推計によると、患者数は2035~39年には現在より7割超多い約18万人になるという。 前立腺がんは男性器の一部である前立腺にできるがんで、高齢になってから診断される患者が多い。がん研究振興財団の調べによると、がん患者のうち前立腺がん患者の割合は40代後半では0.6%にとどまるが、60代から急速に増え、70代後半には19.6%まで高まる> とある。
体傷つけず前立腺がん検出 住友重機などが装置/日本経済新聞/2019.02.10 - 01:55
住友重機械工業などは画像診断装置を使い、体を傷つけることなく前立腺がんを見つける診断技術を開発する。前立腺がん特有のたんぱく質に結合する診断薬を投与して撮影すると、がんの位置や大きさが分かる。従来は血液検査で発症が疑われた人に針を刺して組織を採取、確認しており、負担が大きかった。2023年ごろの薬事申請を目指す。
北海道大学や原子力施設メンテナンスのアトックス(東京・港)などと共同で開発する。住重とアトックスが診断薬の製造装置を開発し、北大主導で20年度にも臨床試験(治験)を始める。放射性物質を組み込んだ診断薬が患者体内で発生する電子を検出する、陽電子放射断層撮影装置(PET)を使う。前立腺がんは他のがんに比べてPETに写りにくかった。
今後高齢者の増加に伴い前立腺がん患者数は増える見通しだ。国立がん研究センターの推計によると、患者数は2035~39年には現在より7割超多い約18万人になるという。
前立腺がんは男性器の一部である前立腺にできるがんで、高齢になってから診断される患者が多い。がん研究振興財団の調べによると、がん患者のうち前立腺がん患者の割合は40代後半では0.6%にとどまるが、60代から急速に増え、70代後半には19.6%まで高まる。
<体を傷つけることなく前立腺がんを見つける診断技術> が強く求められるのは、<高齢になってから診断される患者が多い。 ...... がん患者のうち前立腺がん患者の割合は40代後半では0.6%にとどまるが、60代から急速に増え、70代後半には19.6%まで高まる> からだそうだ。 <前立腺がんは他のがんに比べてPETに写りにくかった> 側面に着眼した点の奏功か...... (2019.02.11)
コメントする