今回注目する下記引用サイト記事 : 未承認のがん免疫療法、効果不明で副作用も 学会が警鐘 月舘彩子/朝日新al聞 - apital/2019.05.30 - 19:13 は、 <日本臨床腫瘍(しゅよう)学会は30日、一部の医療機関で効果や安全性が証明されていない未承認のがんの免疫療法が実施されている、と一般向けに注意喚起の文書を公開した。自由診療のため高額な費用をとられたり、適切な治療を受ける機会が奪われたりしているとし、慎重な対応をとるよう呼びかけている。> と報じている。
<......がんの免疫療法は、2018年にノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の本庶佑特別教授の研究をもとに開発された、オプジーボなどの免疫チェックポイント阻害剤が公的医療保険の適用になるなどし、注目を集めている。 だが学会によると、承認された免疫チェックポイント阻害剤であっても、治験(臨床試験)で効果や安全性が確認された用量でなく、5分の1や10分の1など勝手に量を減らして使ったり、承認されていないがんに使ったりと不適正な使用事例も報告されている。副作用に対処できず、重い副作用に苦しむ例もあるという。 文書は、承認されている免疫チェックポイント阻害剤でも保険適用の範囲は限られているため、保険外での使用は臨床試験で受けることや、治療はがん薬物療法の専門医など副作用が出た際に対応できる医師がいる入院設備の整った病院で受けることを促す。また、自由診療で行う免疫療法を受ける際には、治験など研究段階の医療に熟知した医師にセカンドオピニオンを求めることを推奨する。 学会の専門医で、がんの薬物療法に詳しい日本医大武蔵小杉病院の勝俣範之教授は「有効性や安全性が証明されていない治療法では効果がないだけでなく、思わぬ副作用が起きたり、有効な治療を受ける機会を逃したり、と大きな不利益を被ることもある。不確かな情報に惑わされないでほしい」と話している。 注意喚起の全文は同学会のサイト( http://www.jsmo.or.jp/ 別ウインドウで開きます)から読むことができる。(月舘彩子)> とある。
未承認のがん免疫療法、効果不明で副作用も 学会が警鐘 月舘彩子/朝日新聞 - apital/2019.05.30 - 19:13
日本臨床腫瘍(しゅよう)学会は30日、一部の医療機関で効果や安全性が証明されていない未承認のがんの免疫療法が実施されている、と一般向けに注意喚起の文書を公開した。自由診療のため高額な費用をとられたり、適切な治療を受ける機会が奪われたりしているとし、慎重な対応をとるよう呼びかけている。
がんの免疫療法は、2018年にノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の本庶佑特別教授の研究をもとに開発された、オプジーボなどの免疫チェックポイント阻害剤が公的医療保険の適用になるなどし、注目を集めている。
だが学会によると、承認された免疫チェックポイント阻害剤であっても、治験(臨床試験)で効果や安全性が確認された用量でなく、5分の1や10分の1など勝手に量を減らして使ったり、承認されていないがんに使ったりと不適正な使用事例も報告されている。副作用に対処できず、重い副作用に苦しむ例もあるという。
文書は、承認されている免疫チェックポイント阻害剤でも保険適用の範囲は限られているため、保険外での使用は臨床試験で受けることや、治療はがん薬物療法の専門医など副作用が出た際に対応できる医師がいる入院設備の整った病院で受けることを促す。また、自由診療で行う免疫療法を受ける際には、治験など研究段階の医療に熟知した医師にセカンドオピニオンを求めることを推奨する。
学会の専門医で、がんの薬物療法に詳しい日本医大武蔵小杉病院の勝俣範之教授は「有効性や安全性が証明されていない治療法では効果がないだけでなく、思わぬ副作用が起きたり、有効な治療を受ける機会を逃したり、と大きな不利益を被ることもある。不確かな情報に惑わされないでほしい」と話している。
注意喚起の全文は同学会のサイト( http://www.jsmo.or.jp/ 別ウインドウで開きます)から読むことができる。
(月舘彩子)
<一部の医療機関で効果や安全性が証明されていない未承認のがんの免疫療法が実施されている> とあり、<自由診療のため高額な費用をとられたり、適切な治療を受ける機会が奪われたりしている> というのだ。 大いに警戒されなければならない事態だ...... (2019.06.01)
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