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 PC上でのテキスト文面やウェブページの "読み上げ" には、とある "読み上げソフト" を長年愛用している。"読み上げ" 機能というものは、時と場合によっては重宝するものだ。
 "文章化" の際の "推敲" 時には、特に有難さを感じる。また、ウェブページでも、内容の濃いページを精読する際や、今一つ集中力に欠ける時などには利用価値がある。

 そんな "読み上げ" 機能であるが、モバイルでは試してみたことはなかった。
 が、下記引用サイト記事:日本語ウェブページを読み上げるiPhoneアプリ--「Webりーだー」/CNET Japan/2013.10.12 - 08:00 が目についたので、"無料!" ということもあり "ダメ元の思い" で試してみることにした。
 自分の場合、 "iPod touch 32GB MD723J/A <第5世代>" へのアプリ・インストールで試してみたのだが、これが実に手軽であり、また軽快であった。"これならば、使える!" という実感が湧いた。

 <「Webりーだー」は、指定のウェブページを音声で読み上げてくれるアプリだ。男女の違いなど7種類の合成音声が搭載されており、ウェブページを指定するだけで日本語による読み上げを行ってくれるので、ポッドキャスト的にウェブページを楽しむことができる

 操作手順も至って簡単だ。

 <アプリを起動 → カテゴリ分けされたさまざまなウェブページや検索エンジンが表示 → ユーザは読み上げたいウェブページ(指定)、アプリ内ブラウザで表示 → ツールバー上の再生ボタン → 指定の音声で読み上げが行われる> といった具合だ。

 ただし、<メニューなど不要な箇所まで読み上げてしまったり、正しくない順序で読み上げることもある> という煩わしさがないではない。
 ストレスを感じずに使いたいならば、ウェブページの "読ませたい文面" を "コピー(クリップボードに入れる)" しておいて "下段中央のボタン" を押すことで、よりスムーズに再生されるかと思われた......。




















 来年の "4月" からは "消費増税" 開始と言われているが、その "4月" には、いま一つの別な出来事も待ち受けている。正確には、2014年4月9日(日本時間)以降、"Windows XP" のセキュリティ更新プログラムがリリースされなくなり、延長サポートが終了する、という事態だ。

 すでに、"出エジプト記" ならぬ "出・XP" 作業 を果たしているユーザーにとっては、"どこ吹く風" の出来事であろう。が、今なお "Windows XP" のお世話になっているユーザー(企業ではおよそ 30% !? の比率)にとっては、何とも "鬱陶しく、煩わしい" 問題かと思われる。

 自分も、長らく "Windows XP" を愛用してきたが、ここに来て漸く "出・XP" 作業を現在進行形で進めているところだ。

 "出・XP" 作業を、ここまで先送りにしてきた理由はいくつかある。主な点は以下のとおり。

  "Windows XP" という "OS" 自体が、まずまずの性能であったこと/あること。今なお、現状のPC作業に、さほどの支障はない。

  代替の新 "OS" 購入コストが嵩むこと

  代替の新 "OS" としては、総合的な観点から、"Vista" をスキップして、"Windows7" が妥当だと思えること。(二段階の "OS" を準備しなければならない!

  現状で活用している多数の "アプリケーション・ソフト" をそのまま使い続けたいという意向があったこと。(ここには、二つの課題が潜む。一つは、そもそも "アプリケーション・ソフト" のそれぞれが "Windows7" 上で正常に機能するかどうか、という問題。もう一つは、"アプリケーション・ソフト" を含めた "一体的なアップグレード" が叶わない場合には、多くの "アプリケーション・ソフト" の "再インストール" 作業をこなさなければならないという煩わしさ!)

  現状で使用の "PC 性能" が、代替新 "OS"="Windows7" に見合っているかどうか、という問題。

 多分、今なお "Windows XP" を活用しているユーザーは、上記と同じような "悩み" を抱えてきたに違いなかろう。

 詳細は省くが、自分の場合、いろいろと逡巡した挙句、自分にとっての "最適解答(?)" として、以下の作業を行うことにした。

 (1) "Windows7 アップグレード版" の購入

 (2) これによって、"Windows7""アップグレード手順" で "新規インストール"

 (3) "新規インストール" した "OS"="Windows7" に、活用して来た "アプリケーション・ソフト" の "再インストール" 作業を施す。

 言うまでもなく、"Windows XP" 上での現行の "アプリケーション・ソフト" 類がそのまま活かせるかたちでの "アップグレード" がベストであったが、現行のPC環境の制限から止むを得ず上記のかたちに落ち着いた。

 【 注 】 "Windows7 アップグレード版" の購入にあたっては、現行の "Windows XP""Windows Vista" などの "グレード(HomePremium,Professional etc.)" との "整合性" をくれぐれも吟味しなければならない! また、"Windows7 アップグレード版"にも各種あって、適用範囲が異なることにも要注意! "早合点" をすると、"手痛い出費!" となる。

 ところで、残る問題は、 "現行のPC" が、代替新 "OS"="Windows7" に見合っているかどうかである
 自分の場合、この点に関しては、幸いクリアできていたのだが、ひょっとしたら、長年 "Windows XP" を愛用してきたユーザーの場合、"PCの性能" 自体に問題が残ることがあるかもしれない。

 そんな文脈を見込んでのことであろうか、"PCメーカー" による "増産体制" が敷かれている、という。

 下記引用サイト記事:XPサポート期限切れ前にパソコン増産/NHK NEWS WEB/2013.09.15 - 04:11 は、そうした実情について報じている。

 <パソコンの基本ソフト「ウィンドウズXP」のサポート期限が来年4月に切れるのを前に、メーカー各社は、企業の買い替え需要を見込んでパソコンを大幅に増産するなど対応に乗り出しています/ ("Windows XP" は)企業にあるパソコンのおよそ30%でいまだに使われている> とある。

 このところの "売上低迷" が懸念されてもいる "PCメーカー" にとって、この辺の状況は、見逃せない "大きな商機" であるに違いなかろう......。

 ちようど一年前の今日、"Windows XP" について次のように書いた。早いもので、もう一年が過ぎた。

 < "Windows XP" は、早10年使い続けていることになる。"XP" は、もはや "Windows" の代名詞となるほどの馴染まれ方だ。
 後継の "Windows Vista" が冴えなかったことや、ポストPCのスマホやタブレットが人気を横取り(?)したこともあってか、"Windows XP" が "Windows" の "定番" 的ステイタスとなったのかもしれない。
 しかも、"Windows XP" は、使い慣れているということもあろうが、さほどの問題を感じさせない "安定 OS" だと思っている
 "Windows XP" のサポートは、"2014年4月8日まで" あと2年だというが、多分、自分の場合はその後もこの旧友と付き合っていくことになるだろう。......
>( Microsoftは,"Windows XPユーザー"に「そろそろアップデートを」と呼び掛けるが ......( 当誌 2012.04.11 )

 今もなお "Windows" は "Windows XP" を愛用しており、"アップデート" のことは考えていない。
 確かに、"サポート終了" が不安ではないと言い切れるものではない。特に、"新たなウイルス" が仕掛けられた場合を想定すると、心配がよぎる。

 しかし、だからと言って、マイクロソフトに "サポート再延長" を無理強いすることもできない。ビジネスである以上、"新OSへの移行" を促すのは不可避であろう......。

 それにしても、改めて驚くのは、"Windows XP" 利用者が相変わらず多い事実である。
 下記引用サイト記事:「XP」パソコン、移行支援強化=一部は間に合わない恐れ-マイクロソフト/時事ドットコム/2013.04.09 によれば、

 <利用台数は国内だけでも2589万台/ 個人の27.7%、法人の40.3%のPCに搭載> だそうである。

 こうした "膨大な数の利用者" だからこそ、マイクロソフト側も、"新OSの販促" というビジネス的観点からだけでもなさそうで、<一部は対応が間に合わないなど、混乱する恐れ>という事情をユーザーに訴えているのであろう......。

 
 意表を衝く変わった写真の撮影が行き着く先は、"空撮"(航空機[飛行機・ヘリコプター]等から撮影する写真・ムービー)ということになろうか。

 そこで "ラジコンヘリ" などの機材に期待が寄せられることになるわけだが、今、注目されているのは "クアッドコプター" という機体だそうだ。

 <クアッドコプターとは?
 4個のモーターでプロペラを回転させる、もっとも基本的なマルチコプターです。部品点数が少なく、構造が単純であることから、ホビー機体の多くはクアッドコプター形態です
 もっとも有名なのは、AR.ドローン(トイザらスなどでも販売)です。オモチャとして販売しているのですから、「安全か?」と問われれば...... 「オモチャは安全です」と答えます。
 AR.ドローン(初代)は、実測427g(手持ちの機体)です。バッテリー容量の関係からフライト範囲もある程度限定出来ます。発泡スチロールの機体ですから、衝突時の衝撃も十分軽減されます。重量は、安全と直結しているという良い例です。......
>( ZERO

 こうした "ホビー" が高じると、自分の思いのままに操れる "自作機" 作りへと行き着くものらしい。そして、そうしたニーズに応えての "キット" ベンダーも登場する。

 下記引用サイト記事:オープンソースの手のひらヘリ、予約受付中/WIRED/2013.02.08 は、きっとそうした "ホビースト/マニア" にとってはワクワクするメッセージであるに違いなかろう......。

 "トレンド予測" というものは、往々にして "技術的シーズ" から我田引水的に推測されるものが多い。そこでは、ユーザー側の "ニーズ" や "コスト負担" というリアルな事情が疎かにされがちだ。

 その点、下記引用サイト記事:コラム:2013年のIT業界、予想される3つのトレンド/WIRED/2012.12.30 は、推測する視点を "ユーザーニーズ/ユーザーコスト感覚" にでも据えているかのようで、思わず "そうかもしれない......" という頷きを誘う。

 予測されたIT業界2013年の3つのトレンドは以下の3つだとされている。

 1.<キンドルを50ドルに>

 2.<ネットブックの逆襲>

 3.<Siriなど音声操作機能に注目>

 1./2. は、ユーザーの "日常生活" 感覚、価格感覚に視座を据えたものである。

ずばりその価格は50ドル。この値段なら、たまにしか使わないかもしれないニッチな商品でも買ってもいいと思うだろう。学生も迷わず手を出せるはずだ

多くの機能にお金を払う必要はあるのだろうか/200ドル程度で実用的なノートPCが手に入るなら、1000ドル以上するPCの必要性についてもう一度考え直すことはあるかもしれない

 もちろん、価格設定だけがすべての問題ではないが、筆者は、"その点の解消" によって<日の目を見る>ばかりか、相応のトレンドが作り出されるのではないかと見ている。

 3. についても、ユーザーの "日常生活" に視点を据えて推察されている。
 "日常生活" での "役立ち方" への生活感覚からの関心である。

音声操作機能/音声技術が持つほぼ完璧な「口述筆記」能力に注目が高まるだろう。最も目立たない機能かもしれないが、日常生活では一番役に立つ

 往く年、2012年の "IT業界" は、アンドロイドも含めて "モバイル端末" が旋風を巻き起こしつつ、"製品価格" の "ダウンサイジング" を各社が競い合って追及したかのような印象を残した。
 こうなると、ますますユーザーの "日常生活" 感覚、価格感覚 は研ぎ澄まされざるを得なかったはずだ。
 だからこそ、この延長線上で "2013年のトレンド" を推測してみる視点には説得力があると思われるのだ。
 どうだろうか? もはや、良いモノでも "高額" であったなら目が背けられる、そんな "シビァ・トレンド" に突入してしまったのではなかろうか......。

 かねてより、"合成音声" に関しては少なからず関心を寄せてきた。
 その際の "評価基準" は言うまでもなく、ありありとした機械音ではなくて、どの程度 "自然な肉声" に近づいているかである。

 ◆ 参照 EPUB電子書籍も音声朗読してくれるアプリ「Voice Dream Reader」!日本語もまずまず!( 当誌 2012.10.24 )

 その点、以下で紹介した "かんたん! AITalk 3 " は評価できる仕上がりであり、自作 "電子書籍" のナレーション部分でも活用してきた。

 ◆ 参照 電子書籍"読み上げ"もこれ位人間の声に近い自然な"音声合成"で!/自作サンプル( 当誌 2011.06.27 )( c.f.「かんたん! AITalk 3 」での自作サンプル含む )

 これと同様に好感が持てるのが、下記引用サイト記事:音声合成ソフト「Voice Text」、無料のiPhoneアプリ版が登場/japan.internet.com/2012.12.25 にある HOYAサービス の "音声合成ソフトウェア「Voice Text」シリーズ" ではないかと評価している。

 今回、"iPhone、iPad向け無料アプリ版音声合成ソフト「Voice Text」" としてリリースされたものは、以下のような "制約" のあることが難点であるが、 "人間の声に近い自然な"音声合成" を味わってみるにはいい機会だと思われる。

 個人での "電子書籍" 制作が、その売れ行き状態はさておき、ジワジワと広がっていると言われている。かく言う自分もその一角に属している。
 こうしたムーブメントで、関心が注がれるのが、"(EPUB)電子書籍" 制作ツール/環境であろう。シンプルな "電子書籍" であれば、大袈裟なツール/環境は不要であり、手順さえ心得れば、フリーソフトなどで賄える。
 ただ、"売り物" としての "(EPUB)電子書籍" を目指すとなれば、相応のツール/環境や、一連の基礎知識が必要となる。

 自分の場合、概ねフリーソフトを利用し、中でも "EPUB エディタ:Sigil" を有難く活用させてもらっている。( ◆ 参照 ePubエディタ"Sigil"との格闘百日間ブログ!知恵袋「ePub Tips 100」"電子書籍"化!これで Study すれば "ePub" 操作の "勘所" に "感電" できる!eBooks 街角書店の書棚
 贅沢を言えば切りがないが、"EPUB エディタ:Sigil" が使いこなせるようになれれば、まずまずの "(EPUB)電子書籍" を制作することが可能だと断言できる。

 が、もしこうした "フリーソフト路線" が嫌ならば、有料ソフト購入に投資するしかない。ただし、最新の "EPUB" 規格対応のソフトだとかなり高額出費となる。
 そうした中で、比較的お手頃価格のものを探すとしたら、下記引用サイト記事:誰でも「創作者」に 電子書籍時代に対応、一太郎が進化 ジャストシステム、「一太郎2013 玄」発表/日本経済新聞 Tech Frontline/2012.12.04 に目が向く。

 <個人でも簡単に電子書籍を作成できる機能を拡充、「個人向け電子書籍作成環境のデファクトスタンダード(事実上の標準)を目指す」>との意気込みはそれとして、関心を向けてみたいのは以下の二点だ。

 1.米アマゾン・ドット・コムの電子書籍サイト「Kindle(キンドル)ストア」に対応した自費出版サービス「キンドル・ダイレクト・パブリッシング(KDP)」について、来春にも対応する>点。
 この点については、"セルフ・パブリッシャー" を目指す "(EPUB)電子書籍" 制作者には好感されるのかもしれない。

 2.電子書籍のファイル形式である「EPUB」に出力機能を拡張し、雑誌など写真やイラストを多用する電子書籍も作りやすくしたこと
 これは、従来からサポートされていた<「リフロー型」>( ところてん方式 )に加えて、<「固定レイアウト型」>をサポートすることで目指される。
 仮にも "(EPUB)電子書籍" を制作した経験がある人ならば、次のような "不具合" に悩んだことがあるはずだろう。
リフロー型は文章を中心とした文芸作品の電子書籍には向いているが、写真やイラストの多い雑誌などでリフロー型を使うと、端末上で写真や文章がばらばらになってしまう> 現象!
 この点の解消を狙ったのが<「固定レイアウト型」>ということになるわけだ。

 まだリリース前なので、使い勝手のほどは何とも言えないが、個人での "電子書籍" 制作を支援するツール/環境が整備されて行くこと自体は大いに歓迎すべきである......

 "セキュリティ" 問題が危ぶまれる割には、種々の "パスワード" に関して横着となっているのが実情かと思われる。
 かく言う自分も、ウェブ・アプリの "パスワード" 入力ウィザード画面を前にしてイライラ、オロオロした覚えが無いではない。結局、予想外の時間を費やし、当初の作業意欲が腰折れとなったりしたことも......。
 アプリの数が一つや二つ位ならば記憶していて当然だが、数多くなると、どれがどれであったかまで覚えておくのは難しい。記録しておけば良さそうなものだが、そうした "メモ" をPC上に残しておくこと自体が、昨今では危ない気がしないでもない。PC外の紙のメモ帳に記録しておくのが正解だろうが、それが煩わしく思えてしまう......。

 こんな "ものぐさ" 者にとって "お誂え向き" かと思えるのが、下記引用サイト記事:パスワードを代わりに覚えてくれるスマートなソフト/WIRED/2012.11.27 である<「パスワードマネージャー」>だ。

 <ユーザーがこれまでブラウザー上でログインしてきた、さまざまなウェブサイトのIDとパスワードを覚えていてくれるツールである。そのすべてを束ねるひとつのマスターパスワードを最初に入力するだけで、それ以降どのウェブサイトを訪れても、各サイト固有のログイン情報をパスワードマネージャーが自動的に入力してくれる> とある。

 TREND MICRO パスワードマネージャー 無料版 を覗いてみると、<5つまでのIDとパスワードを期間制限なしにご利用いただけます>とある。
 <詳しい使い方>を覗けば、概要は了解できる。
 ただし、<全てのwebサイトに対応しているわけではありません/(ブラウザの機能で保存されているID/パスワードをパスワードマネージャーへ取り込む "データインポート" に関しては)Google Chromeにおいてはブラウザを閉じる必要があります。Mozilla Firefoxには対応しておりません> といった制限もあるので注意が必要だ。

 これは "ものづくり(製造)" に限らないことだと思われるが、飛躍的なイノベーションの進展とインターネットの普及とにより、"誰もが" これまで専門的分野と見なされてきたさまざまなことが "できる" 、そんな環境となった。
 すでに、"ソフトウェア" のジャンルでは、高性能の "ITデバイス" と高性能かつ安価な "アプリ・ソフト" の登場、"オープンソース" の潮流、"プログラム" の "シェア" など、至れり尽くせりな環境となり、簡単なシステムであれば "誰もが" ソフト・システムを操れる時代となった。もはや、"プログラマ" や "ソフト業者" などは不要(?)とさえ感じられるほどの環境変化だ。

 そんな変化が、"ものづくり(製造)" のジャンルにも出現しつつあるとするのが、この間注目してきた "3D(三次元)プリンター" に象徴される "21世紀型のものづくり" とでも言うべきテーマである。

 そして、このテーマに脚光を浴びせたのがクリス・アンダーソン氏(『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』)であることは、昨日のエントリー( "MAKERS"/クリス・アンダーソン氏来日講演/session! "共創"が日本の製造業の課題か?!( 当誌 2012.11.20 ) )でも取り上げた。

 今日は、そのクリス・アンダーソン氏インタビューの模様を伝える記事誰もが「作り手」になれる時代、エンジニアの存在価値とは?~『MAKERS』著者クリス・アンダーソンに聞く【キーパーソンインタビュー】/ET エンジニア type/2012.11.12 )を取り上げることにした。
 内容のその骨子は、以下の5つ節の表題に集約されている。

■プロのエンジニアは「コミュニティの指南役」としての価値を持つように

■Square創業秘話に見る、オープンイノベーションで問われる資質

■「シェア」は新しい創作を生み出す原動力

■「意識的な実験」が、メイカーズの働き方を変える

■すべてのビジネス&クリエイティブのソースは好奇心である

 "ものづくり(製造)" に関し "誰もができる" 時代が到来しつつあるというわけだから、当然関心が持たれて良いのは、では、"ものづくり" のプロであるエンジニア(製造業者)たちはどうなるのか? であるに違いない。
 したがって、より注目すべき部分は、表題にある<誰もが「作り手」になれる時代、エンジニアの存在価値とは?>に見合った第一節、第二節となる。

 第一節では、先ず、<プロフェッショナルなエンジニアは何をやっているか。一言で言えば、コミュニティに参加するアマチュアの指南役です。/ プロとして学んできた開発のベストプラクティスをアマチュアエンジニアに教えたり、自分たちが研究した改善方法をコミュニティ内に発信したりするのです。>と語っている。

 ただし、本命は次の点にあるとされる点に注意したい。

プロフェッショナルなエンジニアが考えるべき問題は、イノベーションを「生む」フェーズにはない。むしろ求められているのは、さまざまなところで語られているイノベーションのアイデアを、「商品」に変えていくためのプロセスづくりだ

 ここから、全体の "山場" とも言える第二節の<■Square創業秘話に見る、オープンイノベーションで問われる資質>という課題が活きてくるわけだ。

 <これからのモノづくり=オープンイノベーション=コミュニティ内で共創(コ・クリエイト)>において、"プロフェッショナルなエンジニア" は "指南役" を果たして行くことになるのだが、<求められるのは、やはりマネジメントスキルだ/ プロとしてやっていくには先ほども話したようにコミュニティ内のオーガナイザーとしてメイカーズを導くことが問われる>と強調される。

 そして、<コミュニケーションスキルやリーダーシップ、コミュニティを活性化させる材料をきちんと準備する、といったようなソーシャルスキル>が、より強く求められるようになる、と。
 さらに続けて、以下のように鋭く、言明される。

21世紀型のイノベーションモデル~つまりオープンイノベーション~では、チームワーク、コミュニケーション、ソーシャル(=人とのつながり、かかわり)から新しいモノが生み出されていくので、自分の殻に閉じこもったままのギークは、今後チャンスが限定されていくと思います

 これらの洞察は非常に適切だと思える。というのは、"ものづくり" 以前に、すでに "ソフトウェア開発" のジャンルでは、ベテランのソフトウェア・エンジニアたちに、こうした資質( "ソーシャルスキル" )が求められてやまない現実に直面し続けているからなのである......。

 "3D(三次元)プリンター" への急速な関心を喚起したのは、クリス・アンダーソン著『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』( 参照 デジタル化時代の"第3次産業革命"! デスクトップ&ガレージでの"ものづくり"最前線!( 当誌 2012.11.12 ) )であった。

 <残念ながら、日本の従来型の "ものづくり" のステイタスが復活されることはなさそうに見える。だが、かと言って "ものづくり" 自体が消失することはあろうはずがない。
 問われているのは、"この時代に適合した" ところの "ものづくり" とはどんなものなのか? ということであるに違いない。

という問題意識に示唆を与えたのが、『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』であった。

 そのクリス・アンダーソン氏の来日講演とセッションとを紹介しているのが、下記引用サイト記事:『MAKERS』のクリス・アンダーソンらが来日講演で語った「未来の製造業」【WIRED CONFERENCE 2012レポ】/ET エンジニア type/2012.11.12 である。

 これまで「大きな工場」と「設計・開発の専門技術を持つ人材」、そして「流通インフラ」を持った大企業の特権だった製造業が、個人の手に渡ったとされるすでに起き始めている製造業の変化が、時代環境が提供する以下の3条件によって推し進められたと言う。まさに、21世紀の産業革命/未来の製造業のプロローグであるかのように。

【1】 3Dプリンタやレーザーカッターのようなデジタル工作機械がデスクトップに置かれるようになり、専門知識を持たない人たちでもモノをデザインできるようになったこと。

【2】 デザインされたアイデアをオンラインのコミュニティで公開しながら、オープンイノベーションによって世界中の仲間と共創できるようになったこと(今は『Kickstarter』や『CAMPFIRE』といったクラウドファンディングを利用すれば製造資金ですらオンライン上で集めることが可能だ)。

【3】 世界中にある製造ソーシング会社をネット経由で利用すれば、そこで生まれたアイデアをクリック一つで低価格・小ロット生産することができる。>

 どうも、より注意深く眼を向けるべきは、

<このメイカームーブメントで最も重要な変化はオープンイノベーションの台頭>( 上記の条件の【2】 )という点であるのかもしれない。
 そして、<しかし、共創(コ・クリエイト)は伝統的な日本の製造業が苦手な部分でもある。(小林氏)>とされる点が、"日本の製造業" にとって、意外と大きな課題となるのかもしれない......。

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