Android OS の最近のブログ記事

 かねがね思ってきたことの一つに、ネット環境やその操作性が抜群に優れた "スマホ、タブレット" のシステム環境などは、もっと "社会的課題" の解決(社会的弱者支援)に応用されて然るべきだという点がある。
 人が "より快適" となる商品・サービスもあって一向に構わないのだが、通常生活自体に "不便さ" が強いられた、"ハンディを背負った人たち" を支えるためにこそ、"ハイエンドな IT ツール" が惜しみなく活用されるべきではないか、と。
 以前にも以下のようなことを書いたことがある。
< ...... ネット環境は、"地元の利便性" に目を向けるかたちで "実" を取り戻す! 必要があるなぁ......、と思ったりする。...... >"タッチパネル"の"iPad"で,"買い物難民(弱者)"向け"ePub 電子書籍"はどうだろう( 当誌 2011.01.28 )

 そして、"ハンディを背負った人たち" と言えば、この国この社会は、まるで津波が一気に襲いかかろうとするかのような非常事態を迎えつつある。"高齢化" → "高齢者独居世帯" の激増という大問題だ。しかも、"社会保障"・"社会福祉" の内実がじり貧状態だとあれば、この上ない悲惨な状況となる得ることが容易に想像される......。
 いろいろな対策が講じられる必要がありそうだが、差し当たって "低廉化" が進む "ハイエンドな IT ツール" を、より効果的に動員させて良さそうではないか。
 "少子化" により "介護" などの福祉関係の人材とて逼迫することは目に見えているのだから、なおのこと "IT" で賄える領域の作業は速やかに実施されて良いと思われる。

 今回取り上げる記事は、そうした問題状況に対する対策の一つの例だと考えている。
 いろいろな角度から吟味してみる必要もありそうだが、むしろ、こうした例を刺激として受けとめて、この種の問題に向けた "ハイエンドな IT ツール" 応用というテーマを "差し迫った課題" として引き寄せることが重要ではないかと思えた。




















 スマホの人気急上昇によって、通信回線の混雑(輻輳[ふくそう]現象)が問題視されている。"回線のパンク" 状態に至らずとも、通信速度が極端に遅くなるという現象に苛立つ利用者もいるようだ。
 と言うような事情から、今やスマホ選びは、端末機種自体の性能のみならず、キャリア(通信事業者)が敷設する高速通信環境にまで眼が向けられる状況となったようだ。
 各キャリア側は、新しい高速通信方式「LTE」を整備したりして対応を急いだり、"公衆無線LANスポットサービス" を広げたりしているが、そうした対応策のひとつとして注目されているのが "WiMAX(ワイマックス)" 方式だ。

―――― <WiMAX  WiMAX(ワイマックス、Worldwide Interoperability for Microwave Access)とは無線通信技術の規格のひとつである。  人口希薄地帯や、高速通信(光・メタル)回線の敷設やDSL等の利用が困難な地域で、いわゆるラストワンマイルの接続手段として期待されている。近年は、高速移動体通信用の規格も策定されている。WiMAXは当初、中長距離エリアをカバーする無線通信を目的としておりWiMAXアクセス網は「Wireless MAN」(MAN: Metropolitan Area Network)と定義される。  WiMAXは異なる機器間での相互接続性確保のため、IEEE 802.16作業部会と業界団体のWiMAX Forumにより規格標準化が進められている......>WiMAX/ウィキペディアより

 ところで、"KDDI(au)" は、今後の "iPhone5" 発売見込みで大きな話題を集めているが、"Android" に関しても上記の "WiMAX(ワイマックス)" にも対応する機種を追加発売し充実させることで利用者の取り込みを図ろうとする構えのようだ。
 利用者にとっては、あたかも "渋滞時" には "裏道(?)" も選べるという選択肢もあれば、安心材料が増えるのかもしれない。

 この二、三日、<GoogleがMotorolaを買収>というニュースが大きく取り上げられてきた。そして、"9600億円" とも言われる買収額の大きさもさることながら、"端末製造(ハードウエア)参入" か!? という憶測が独り歩きすることにもなっている。
 こうした文脈で、戦々恐々とした空気が立ち込めているのは、何も米アップル周辺だけではなく、同サイドの<Android連合>側にも "波風が立つ" 雰囲気だそうである。
 ただ、どうも大局的には、<今回のGoogleによる買収は、Motorolaの特許がその狙いであるとみてほぼ間違いない。......少なくともハードウエアが主目的ではないことは明らかだろう。>と読むのが妥当なように思える。

   

 以前に、Androidタブレット<着脱式キーボードが付属するタブレット端末「Eee Pad Transformer TF101」>について関心を向けたことがあった。

◆ 参照 アスーステックの着脱式キーボード付属タブレット/タブレットでの文字入力改良!( 当誌 2011.05.26 )

 ITビジネスが上手で機転が利く台湾ならではのプロダクツだと思えたのだった。
 しかも今回は、<タブレット単体モデル>のリリースという "新たな戦術" に打って出てきたのだから二度も感心させられたことになる。恐らくは、当初の販売 "戦略" の中にこの "戦術" は組み込まれていたのであろう......。
 実に悪くない販売 "戦略" だと思えた。"着脱一体型" で、若干の "差別化" サプライズを伴ったデビューをしておき、それを踏まえた上で、今回のような "コンポーネント" 方式の販売を展開するというビジネス・スタイルは、ビジネスとしてはかなりの良策ではないかと思われる。

 今、"Android端末を狙ったウイルス" が頻出しているとのことだ。もはや高を括ってはいられない。
 利便性やうかつな好奇心と、貴重かつ希少な生活資金とを引き換えにするのは、まったく シャレにならない。
 "敵" は "遊びではなく仕事" でやっているはずだから、半端な防御姿勢では防げないと認識すべきなのであろう。

―――― <スマートフォンがウイルスに感染してしまった場合に想定される被害例として、以下が考えられます。
スマートフォン内データ、GPSによる位置情報等、個人情報を含む重要な情報が悪意ある第三者に送られてしまう。
★ 悪意ある第三者にスマートフォンを乗っ取られて、自由自在に操られてしまう。
★ スマートフォンがボットネット ※5 の1つとして組み込まれ、知らぬ間に特定の組織にサイバー攻撃を行うなどの犯罪の道具として使われてしまう。

 ※5 ボットネット:攻撃者が、ボットと呼ばれるウイルスに感染させた多くのコンピュータを使って、ターゲットに対し遠隔で攻撃を行うために構築されたネットワークのこと。>
IPA (独立行政法人情報処理推進機構)コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[7月分]について「 スマートフォンを安全に使おう! 」

 現在、"Androidのアクティベーション"(登録)が "毎日50万台" に上ると言われ、米Apple社の "iOS" 製品を猛追撃しているようだ。

―――― 「Androidのアクティベーションは1日50万件」 (WIRED.jp)  米Google社の『Android』部門責任者、アンディ・ルービンが『Twitter』上で述べた内容によると、Android機器は現在毎日50万台がアクティベーションされており、しかもアクティベーション数は毎週4%以上の割合で増え続けているという。  米Apple社は今年1月、(遠回しな方法で)『iOS』のアクティベーションが1日あたり36万件を超えていると発表した。そのとき、Androidのアクティベーション数は30万件だった。  Apple社の現在のアクティベーション数が、1月から飛躍的に増えているのは明らかだ。特に、米Verizon社版の『iPhone』と『iPad 2』が発売されていることを考慮すれば。しかしiOSは現在、50万台の大台に達しているだろうか。 ......  しかしいずれにしろ、この数字は印象的だ。  TEXT BY Charlie Sorrel>「Androidのアクティベーションは1日50万件」 (WIRED.jp)/ITPro/2011/06/30
 


 昨日、"日本エイサー" の "android" タブレット "ICONIA TAB A500" について書いたところだが、実は、このタブレットには、OS/"Windows(7)" 版があったのですね。
 それで、結構人気が高まっているのだとか......。
 こうなると、タブレット端末の市場は、現国会情勢か格闘技ジャンル並みの "異種混戦" の模様を呈してきたかのようである。


タブレット市場に台風の目! Windows搭載機と合体・分離型が人気急上昇中
 タブレット端末市場をリードするアップルの「iPad 2」。価格比較サイト大手の「価格.com」のタブレット端末・PDAの売れ筋ランキングでは、トップ10の中に6機種がランクインしている。1位は64GBのWi-Fiモデルだ。

 タブレット端末・PDAの中でiPad 2に続く、2番手、3番手争いに変化が見られる。iPad対抗の本命は板型のAndroidタブレットと見られていたが、OSにWindows 7を搭載した日本エイサーの「ICONIA TAB W500」と、アスーステック・コンピューターの「Eee Pad Transformer TF101」が順位を上げているのだ。ともに板型のAndroid 3.0タブレットとは、一線を画す個性的なモデルだ。......

 "android" タブレットで "お手頃" なものは......、とそれとなく探していたが、"日本エイサー" の "ICONIA TAB A500" は検討に値しそうだ。
 OSが "Android 3.0"、"液晶ディスプレイは10.1型で1280×800"、"SSD 16GB"、"USB端子 2個(内一つがホスト対応)"。ただし、"3Gの通信機能" は搭載せず "Wi-Fi" のみ、また "重さ 765g" (ex. iPad : 680-730g/iPad2 : 601-613g )は、手で持っている重さとしてはやや重いのが......。
 だが、価格が "4万円前後(3万9800円との報道もある)" というあたりは、如何にも価格設定が上手い台湾ビジネスだと思えた。

 <"WebM" ファイル/"HTML5" に対応しだブラウザである "Firefox"、"Google Chrome" などで問題なく表示されることを確認した<"WebM" ファイル×"HTML5">スクリプトが、"Android SDK エミュレータ" 上では表示不可であった......。> と、昨日書いた。
 大ざっぱに言えば、自分は、"大きな錯覚" をしていたようだ。つまり、簡単に言えば、"Android" = "Google Chrome" あるいは、"Android" ⊃(含む) "Google Chrome" と勝手に思い込んでいたわけだ。
 だから、PCのブラウザ "Google Chrome" で表示可能なメディアコンテンツならば、"Android" で表示されて当然だろう......、と。

 ところが、そうじゃないんですね。
 <いずれにしても、AndroidのBrowserとChromeは違う、という点が重要だ。どちらもベースはWebKitで、JavaScriptエンジンはGoogleのV8だが、ChromeにあってBrowserにない-まだない?-機能は何十件もある。>(下記サイトより)という事情をまるで知らなかったのである。
 しかも、"Android" のブラウザと "Google Chrome" との間には、以下のような "確執(?) or 固執" が横たわっていて、<しかもその固執は、永遠に続くのかもしれない。>(下記サイトより)そうだから、自分のようなユーザーが "錯覚" をするのもムリないか......、と思った次第なのである。

 以前に、"Android SDK エミュレータ" を利用して、"自作ePub電子書籍" の表示を試みたことがあった。この試みによって、"iPad/iPhone/iPod touch" 向けに制作した "電子書籍" が、ほぼ問題なく "Android" 上でも表示できることがわかったのだった。

◆ 参照 <"Android SDK エミュレータ"でも"自作ePub電子書籍"は無難に表示!その画面例!(当誌 2011.04.11)> ほか。

 そんな経緯もあって、今、関心を向けている<"WebM" 動画フォーマット video>が、対応ブラウザで表示されるのは当然として、果たして "Android" 上ではどういう反応を返すのか、それが気になり出したのである。

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