国家財政が逼迫する環境下が繰り広げられている "政局三昧" の政治情勢は言うに及ばず、低迷する企業の"空転する" 再生計画、そして、"貧しさ" を強いられた個人生活での "閉塞感" ......。
この時代、まさに「貧すれば鈍す」一色に塗りつぶされ、諸人こぞりて "浮足立つ" かの雰囲気が漂う......。
現状の "貧する" は、環境が押し付けるところの余儀なくされた "貧" である。
が、これとは別に、"仕事の効率性" という観点から "一切のムダを排し" 、その意味では "貧" の姿に身をやつす "仕事遂行組織" がある。それが "プロジェクト" だと言える。
"プロジェクト" というタスク遂行の組織は、 "コストパフォーマンス" を高めるためべく、"スペシャリストの結集" × "あらゆるムダの排除" を目指して構築されるわけだ。
ところが、これがなかなか上手く行かないのが実情であり、その点は関係者たちがよく知るところで、多くの議論もなされている。
◆参照 "9人の女性がいれば1カ月で1人の子が産めるわけではない"!プロジェクト管理の本質!( 当誌 2012.06.14 )
ふと思うことは、"プロジェクト" とは、"ハンドルの遊び" が小さな "レーシング・カー" にでもたとえられそうで、首尾よく行けば成果は大きいが、"些細なミス" でもハンドル操作を誤れば大惨事を引き起こす可能性もあるからだ。
だからこそ、関係者たちは、一見 "些細なミス" と見えることにも神経をとがらすわけだ。
下記引用のサイト記事:ソフトウェア開発プロジェクトを蝕むさらに10の過ち/CNET Japan/2012.07.02 は、そうした事情を踏まえて読まれるべきなのだと思われる。
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