「この世の終わりのような光景」! NYの"医療崩壊"は現実に! 3週間後の東京も ?!
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今回注目する下記引用サイト記事 : 「この世の終わりのような光景」「孤独に苦しみ死んでいく」 NYの医療崩壊は現実に/読売新聞/2020.04.05 - 07:22 は、 <【ニューヨーク=村山誠】 米東部ニューヨーク州で3日、新型コロナウイルスの感染者が10万人を突破した。1日1万人単位で感染者が増え、24時間で500人以上が死亡する危機的な状況だ。「医療崩壊」が現実のものとなりつつある> と報じている。
<......■ 「本当につらい」 ニューヨーク州のクオモ知事は3日、州内の感染者が前日より約1万人増えて10万2863人になったと発表した。死者は約560人増の2935人。入院患者は約1500人増え、1万4810人にもなる。 ニューヨーク市クイーンズ地区の総合病院は、約600の病床を約1000床に増やして急増する患者に対応している。救急救命室の看護師トリシャ・マヨルガさん(31)は「患者が次々と運ばれてきて、救急救命室や集中治療室(ICU)もいっぱい。ロビーが治療の優先順位を決めるトリアージの場だ」と実情を明かす。 病院では、持病のない40~50代の中年世代、20代の若者らも次々に命を落としている。感染を防ぐため、家族らは患者と面会できず、「彼らは一人で苦しみながら孤独に死んでいく。本当につらい。この世の終わりのような光景だ」と語る。 ■ 命の選別 ニューヨーク州では、重篤な患者に不可欠な人工呼吸器の不足が目前に迫る。 州内では、人工呼吸器が必要な患者が毎日350人程度増えており、クオモ知事が2日に明かした「6日分の在庫」が尽きるまでは、あと数日だ。知事は3日、郊外の病院や民間企業などにある未使用器を回収し、再配備するための行政命令を出すと発表した。 マヨルガさんは「人工呼吸器を使う患者を『選別』しなければならない、厳しい局面になってきている」と話す。 ■ 防護服使い回し マンハッタンの総合病院では、すでに人工呼吸器が足りなくなり始めているとの証言もある。看護師ルイーサ・ティナペイさん(25)は「1台の人工呼吸器を2人で使うなど、ここではすでに綱渡りの医療が行われている」と明かす。 医療器具や人手不足も深刻で、医療用の高機能マスクを何度も使い、耐久性に乏しい防護服を着回している。ティナペイさんの周囲には、感染した同僚もいる。 ティナペイさんは「今ここで起きていることは、もちろん日本でも起こり得る。一人でも多くの命を守るため、皆がこのウイルスの恐ろしさを知り、外出制限などのルール順守を徹底してほしい」と訴えている> とある。
「この世の終わりのような光景」「孤独に苦しみ死んでいく」 NYの医療崩壊は現実に/読売新聞/2020.04.05 - 07:22
【ニューヨーク=村山誠】 米東部ニューヨーク州で3日、新型コロナウイルスの感染者が10万人を突破した。1日1万人単位で感染者が増え、24時間で500人以上が死亡する危機的な状況だ。「医療崩壊」が現実のものとなりつつある。■ 「本当につらい」
ニューヨーク州のクオモ知事は3日、州内の感染者が前日より約1万人増えて10万2863人になったと発表した。死者は約560人増の2935人。入院患者は約1500人増え、1万4810人にもなる。
ニューヨーク市クイーンズ地区の総合病院は、約600の病床を約1000床に増やして急増する患者に対応している。救急救命室の看護師トリシャ・マヨルガさん(31)は「患者が次々と運ばれてきて、救急救命室や集中治療室(ICU)もいっぱい。ロビーが治療の優先順位を決めるトリアージの場だ」と実情を明かす。
病院では、持病のない40~50代の中年世代、20代の若者らも次々に命を落としている。感染を防ぐため、家族らは患者と面会できず、「彼らは一人で苦しみながら孤独に死んでいく。本当につらい。この世の終わりのような光景だ」と語る。■ 命の選別
ニューヨーク州では、重篤な患者に不可欠な人工呼吸器の不足が目前に迫る。
州内では、人工呼吸器が必要な患者が毎日350人程度増えており、クオモ知事が2日に明かした「6日分の在庫」が尽きるまでは、あと数日だ。知事は3日、郊外の病院や民間企業などにある未使用器を回収し、再配備するための行政命令を出すと発表した。
マヨルガさんは「人工呼吸器を使う患者を『選別』しなければならない、厳しい局面になってきている」と話す。■ 防護服使い回し
マンハッタンの総合病院では、すでに人工呼吸器が足りなくなり始めているとの証言もある。看護師ルイーサ・ティナペイさん(25)は「1台の人工呼吸器を2人で使うなど、ここではすでに綱渡りの医療が行われている」と明かす。
医療器具や人手不足も深刻で、医療用の高機能マスクを何度も使い、耐久性に乏しい防護服を着回している。ティナペイさんの周囲には、感染した同僚もいる。
ティナペイさんは「今ここで起きていることは、もちろん日本でも起こり得る。一人でも多くの命を守るため、皆がこのウイルスの恐ろしさを知り、外出制限などのルール順守を徹底してほしい」と訴えている。
ニューヨーク市在勤の日本人医療関係者は、「現状の東京は、まるで、3週間前のこのニューヨーク市と同じ!」だと呟いているという。 つまり、3週間後あたりの東京にも、上記のごときこの世の終わりのような光景が立ち現れるのではと危惧されているのだ...... (2020.04.07)