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損傷した"膝関節"の軟骨、iPS細胞から育てた軟骨組織で再生! 京大が臨床研究申請へ

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 今回注目する下記引用サイト記事膝関節の軟骨、iPSで再生 京大が臨床研究申請へ/日本経済新聞/2019.03.10 - 06:30 は、  <京都大学iPS細胞研究所の妻木範行教授らは他人のiPS細胞から育てた軟骨組織をケガや運動などで軟骨が損傷した膝関節に移植して補う再生医療の臨床研究について、2019年中に学内の審査機関に申請する方針だ。損傷部が小さい膝関節が対象だが、将来は肘や足首などの軟骨損傷や高齢者に多い変形性膝関節症にも広げたい考えだ。  研究チームは臨床研究計画書を再生医療に関する学内審査機関に申請する予定。承認されれば国の審査に進む。順調に進んだ場合、20年中に1例目の移植実施を目指す> と報じている。

 <......臨床研究がうまくいけば、旭化成が実用化を検討する。共同研究を通じて軟骨組織の量産技術を確立する。29年の実用化が目標だ。  京大が備蓄するiPS細胞から直径2~3ミリメートルの球状の軟骨組織を育て数平方センチメートルの患部に移植する。周囲の軟骨組織とくっつき機能することを期待する。移植した軟骨組織は血管がなく、患者の免疫細胞が軟骨細胞に触れることもないため、拒絶反応が起きにくい。  膝関節の軟骨を損傷したブタを使う実験ではヒトiPS細胞から作った軟骨組織を移植。約1カ月にわたり体重約30キログラムを支えることができた。  関節軟骨は弾力性のある滑らかな組織で、関節をスムーズに動かす役割を果たす軟骨は運動やケガなどで傷つくと修復が難しい。一部の軟骨が欠損すると、日常生活で支障が出る場合もある。  従来の治療は人工関節に置き換える手術や、患者から正常な軟骨の一部を切り取って培養して増やし、患部に移植する手法がある。ただ培養中に変質する課題があった> とある。

 膝関節の軟骨iPSで再生 京大が臨床研究申請へ/日本経済新聞/2019.03.10 - 06:30

 京都大学iPS細胞研究所の妻木範行教授らは他人のiPS細胞から育てた軟骨組織をケガや運動などで軟骨が損傷した膝関節に移植して補う再生医療の臨床研究について、2019年中に学内の審査機関に申請する方針だ。損傷部が小さい膝関節が対象だが、将来は肘や足首などの軟骨損傷や高齢者に多い変形性膝関節症にも広げたい考えだ

 研究チームは臨床研究計画書を再生医療に関する学内審査機関に申請する予定。承認されれば国の審査に進む。順調に進んだ場合、20年中に1例目の移植実施を目指す。

 臨床研究がうまくいけば、旭化成が実用化を検討する。共同研究を通じて軟骨組織の量産技術を確立する。29年の実用化が目標だ。

 京大が備蓄するiPS細胞から直径2~3ミリメートルの球状の軟骨組織を育て数平方センチメートルの患部に移植する。周囲の軟骨組織とくっつき機能することを期待する。移植した軟骨組織は血管がなく、患者の免疫細胞が軟骨細胞に触れることもないため、拒絶反応が起きにくい

 膝関節の軟骨を損傷したブタを使う実験ではヒトiPS細胞から作った軟骨組織を移植。約1カ月にわたり体重約30キログラムを支えることができた

 関節軟骨は弾力性のある滑らかな組織で、関節をスムーズに動かす役割を果たす軟骨は運動やケガなどで傷つくと修復が難しい。一部の軟骨が欠損すると、日常生活で支障が出る場合もある

 従来の治療は人工関節に置き換える手術や、患者から正常な軟骨の一部を切り取って培養して増やし、患部に移植する手法がある。ただ培養中に変質する課題があった

膝関節の軟骨、iPSで再生 京大が臨床研究申請へ/日本経済新聞/2019.03.10 - 06:30

 高齢者に多い変形性膝関節症> に関しては将来のはなしとなりそうだが、多くの高齢者を苦しめている変形性膝関節症治療が視野に入ったiPS細胞移植研究であり、今後の推移が大いに期待される...... (2019.03.12)

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