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目の難病に"他人のiPS細胞"由来の網膜細胞移植、「安全性を初確認」!理化学研究所

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 "他人のiPS細胞" 由来の網膜の細胞を、重い目の病気の患者5人に移植という快挙については、既に注目してきたとおりだ。

 ◆ 参照 当誌過去の "他人のiPS" 関連記事

  他人のiPS細胞由来の網膜細胞移植経過良好!5人術後1年、拒絶反応も薬剤で抑制!理研/当誌 2019.04.21


 今回注目する下記引用サイト記事目の難病に他人iPS「安全性を初確認」...理研/yomiDr.ヨミドクター/2019.04.18 は、  <目の難病患者に対し、他人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から網膜の細胞を作って移植する臨床研究を進める理化学研究所の高橋政代・プロジェクトリーダーは18日、患者5人への移植から1年を経ても目立った拒絶反応や副作用は確認されなかったと発表した他人のiPS細胞を用いた移植で、1年にわたって安全性が示されたのは初めて> と報じている。

 <......発表によると、5人中1人に軽い拒絶反応がみられたが、抗炎症薬の注射で治まった。治療しないと視力が徐々に低下する恐れがあったが、移植した細胞は1年後も残り、全員の視力が維持されているという。

 他人のiPS細胞は京都大が備蓄しており、患者本人から移植ごとにiPS細胞を作るよりコストと時間が大幅に削減できる。このため、パーキンソン病(京大)や心臓病(大阪大)、脊髄損傷(慶応大)などの治療計画も進んでいる> とある。

 目の難病に他人iPS「安全性を初確認」...理研/yomiDr.ヨミドクター/2019.04.18

 目の難病患者に対し、他人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から網膜の細胞を作って移植する臨床研究を進める理化学研究所の高橋政代・プロジェクトリーダーは18日、患者5人への移植から1年を経ても目立った拒絶反応や副作用は確認されなかったと発表した他人のiPS細胞を用いた移植で、1年にわたって安全性が示されたのは初めて

 発表によると、5人中1人に軽い拒絶反応がみられたが、抗炎症薬の注射で治まった。治療しないと視力が徐々に低下する恐れがあったが、移植した細胞は1年後も残り、全員の視力が維持されているという。

 他人のiPS細胞は京都大が備蓄しており、患者本人から移植ごとにiPS細胞を作るよりコストと時間が大幅に削減できる。このため、パーキンソン病(京大)や心臓病(大阪大)、脊髄損傷(慶応大)などの治療計画も進んでいる。

目の難病に他人iPS「安全性を初確認」...理研/yomiDr.ヨミドクター/2019.04.18

 他人のiPS細胞を用いた移植で、1年にわたって安全性が示されたのは初めて> とのことだが、<他人のiPS細胞は京都大が備蓄しており、患者本人から移植ごとにiPS細胞を作るよりコストと時間が大幅に削減できる> という多大なメリットが期待できそうだ...... (2019.04.23)

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