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米Apple社:"iBooks Auther"は、"WYSIWYG"な電子書籍エディタとして魅力満載! ......
米Apple社が、この19日に発表した "iBooks Auther" は、さすが亡きジョブズ氏の "遺志" を継いだと言われるプロダクツだけあって、称賛に値する eBook(for iBooks) エディタとして仕上がっている。
ジョブズ氏の "遺志" であろうと思われるのは、"的を射る" かに見える以下の3点ではなかろうか。
① "教科書" にターゲット・コンテンツを定めた点。
"電子書籍" のジャンルはさまざまであり得るが、知的好奇心旺盛な子どもたちの読書に堪えられるべき "教科書" は、いわば "本丸" 的な位置づけにある。"電子書籍" は、このジャンルでこそ試されると見てよさそうである。
② "iBooks2" というインタラクティブな "eBook リーダー" と同時リリースを図った点。
"電子書籍" は、"どう作るか" が、"どう読まれるか" に依存していることは当然なことであろう。より高機能なインタラクティブ性実現を目指す時、"eBook エディタ" と "eBook リーダー" とが一体として扱われることは当を得ているはずだ。
③ エディタの眼目である "WYSIWYG" に徹した点。
eBook 作成は、その技術的手順に囚われるのではなく、"どう読まれるか" のかに即したコンテンツ自体の組み上げに意を傾けるべきだとすれば、そのエディタの作成操作が "WYSIWYG"( "What You See Is What You Get"、「見たものが、手に入るもの」)の原則に徹することが必要となる。
この点で、"iBooks Auther" は目を見張る仕上がりとなっている。
今回の "教科書" をターゲットにした "電子書籍" 関連プロダクツのリリースは、米教育界のみならず、"電子書籍" 業界に少なからぬ衝撃を及ぼすことが予想される。
もちろん、米Apple社のビジネス展開をさらに活性化させるであろうことは、亡きジョブズ氏の "遺志" に織り込み済みであったはずだ...... (2012.01.21)
2012年1月21日 yasuo hirose | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
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