GreenWebBuild

　通常のホームページの "限界"はたぶん語り尽くされているかと思われます。
　第一に、 掲載情報の"更新"に多大の工数（＝コスト）が掛かるという点でしょう。ホームページは本来が、環境変化に対応した "ニュース"的な情報を迅速に発信すべきものでしょう。この大事な点においてもたつく方式はやはり不適格だと思われます。
　第二に、ホームページの情報は、多くの人に認知されてこそ意味があるものです。 アクセス数が伸び悩み、"埋没"しているのでは存在価値がありません。しかし、多くの企業ホームページがそうした残念な状態にあるようです。ここには、コンテンツの問題だけではなく、通常ホームページの構造上の限界（外部サイトとのリンクがしにくい点！c.f. "トラックバック" 機能がない！）があると言えます。
　 "ブログ"形式のホームページの場合は、 "ブログ"（日誌）とも称されるくらいですから、日常的な頻度での情報の "更新"が簡便であり、またその作業水準もワープロ作業並みなのです。
　また、 "ブログ"形式のホームページの場合は、各々の掲載記事がまるで "コンポーネント"のように扱われ、その各々の記事が外部サイトと "リンク"できる（c.f. "トラックバック" 機能！） ために、 "注目度"が高まる可能性に富んでいるわけです。

　こうして、"ブログ"形式のホームページは優れた点を多々持っています。では、一般的にに注目されている "個人向け、無償ブログサービス"を "企業向け"として利用するのはどうか、という点です。この選択には多々問題がありそうです。それは利用規約上の問題というより、システムの構造上の問題であり、次のような限界があります。

　① メニュー構成などが無い場合が多く、ビジネス向け構成となっていない。
　② 「問合せ」ページなどが無く、ビジネス用途にそぐわない。
　③ エントリー（記事投稿）の順序が「新しい順」と固定されていて、お勧めのコーナーが埋没しがち。
　④ サイト内部の構成に当然限界があり、構成変更が不可能。
　⑤  "無償サービス"のため、処理速度・安定性に問題もあり、またサービス内容の変更や打ち切りもあり得る。

　こうした難点に配慮するならば、今や企業経営にとって "不可欠、要" である企業向けホームページを、 "ビジネスブログ"形式で新規構築されることを是非ともお勧めいたします。