この最近、名立たる米企業が "組織的" と見受けられる "サイバー攻撃/ハッキング" を受けてきたことは周知の事実となっている。
それらの企業とは、"Microsoft、Apple、Facebook、Twitter、The New York Times、The Washington Post、The Wall Street Journal" などのことだ。
そして、今回、最新の事例として "Evernote" が標的となった。
"Evernote" は、ウェブ上のコンテンツを手軽に記録できる点や、その記録データを種々のデバイスを跨って活用できる点などが魅力で、多くのユーザーに活用されている。
自分も、そんな便利さに惹かれて愛用してきた。そして、今回、その "Evernote" が "サイバー攻撃/ハッキング" を受けたことから、同社が "全ユーザーのパスワードリセット" という一律対応策を採るに至り、その余波を被ることになった。
この "一律対応策" をユーザーへの個別通知で一斉に実施したせいなのか、どうも、"パスワード変更" 作業がギクシャクして、自分の場合、ペンディング状態となってしまったのだ......。
大したことではないが、こういう "実害(?)" に遭遇して、はじめて "サイバー攻撃/ハッキング" への腹立たしさが込み上げてきた、というのが実情なのかもしれない。
他の名立たる米企業が受けて来た "サイバー攻撃/ハッキング" を他人事のように受けとめてきた自分ではあったが、小さいことではありながら "パスワード変更" 作業の手間とモタツキといった不快感が自身に降りかかってみると、突如として腹立たしくなってきたのだった......。
しかし、"サイバー攻撃/ハッキング" に対する "腹立たしさ" は当然過ぎるほどに当然のことであるに違いない。単なる事故とはわけが違うからだ。むしろ、"悪意に満ちた不正な攻撃" に対して、涼しい顔をしている方が "おかしい!"......。
とは言うものの、このネット世界を公然と覆い尽くすかのような相次ぐ "サイバー攻撃/ハッキング" という事態は、"異常さ" への憤りをも萎えさせる機能を果たしているかのようだ。ひょっとしたら、これもまたこの "組織的" 犯罪のひとつの狙いなのかもしれない......。
マルウェア: 2013年3月 アーカイブ
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