Google検索変更/ペンギンアップデート適用後に有効な「SEO 施策」!その秘策とは?

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 "Google 検索のアルゴリズム" に関心が向けられているのは、もちろん "検索ユーザー" の立場からの話だけではない。むしろ、"被" 検索サイトである立場の企業などからの関心の方が強烈だと言うべきであろう。
 というのも、後者の立場からは、自サイトへの "集客" 増加を目指して、あれやこれやの施策、すなわち "SEO対策(SEO=検索エンジン最適化)" であるとか、"SEM対策(検索エンジン・マーケティング)" とかが躍起となって対処されているからだ。しかも、これらの "施策" を "請け負う" 業者も大変な数にのぼると言われている。

 そして、その際に熱い眼差しが向けられるのが、"Google 検索のアルゴリズム" だということになるわけだ。
 要するに、この "アルゴリズム" の "眼鏡に叶う" 自サイト状態でなければ、検索結果リストに反映されないのだから、"集客" に結び付かないというわけである。
 となると、また、"無理矢理" に "眼鏡に叶う" ような "小細工" に奔走するサイト側の動きも出てくるのが実態......。

 そこで、"Google" 側もそうした実態に対抗するかのように "アルゴリズム" 体制を "変更" するのだという。そして、今年の4月末にそれが実施され、それが "ペンギンアップデート適用" と称されている。
 その詳細な内実は定かではないのだが、何でも<検索エンジンマーケティング(SEM)市場に大きな激震が走った>( 下記引用サイト記事:SEM 市場を震撼させた Google 検索の方向転換--企業が今後取り組むべき施策とは?/japan.internet.com/2012.07.09 )と言われている。

 今回の "Google" の対応( "ペンギンアップデート適用" )は、大ナタを振るって、< 有象無象 のWeb サイトや相互リンクサイトから大量に外部リンクを取得していた Web サイトの検索ランキングとページランクを大きく低下させた>らしい。
 まあ、より客観的な検索結果を期待する "検索ユーザー" の、その立場からすれば、"小細工で偽装されたサイト" が検索結果の上位リストから消えたのだから好ましいことだと言える。

 ただ、"被" 検索サイトである立場の企業サイトからすれば、"じゃあ、今後どう対処すればいいの?" という戸惑いも生まれているとか......。
 下記記事では、極めて "ごもっとも!" としか言いようのない以下のような点が指摘されている。

 <無謀な施策、付け焼刃的な SEO 施策は、今はたまたま良い結果が出ていても将来的に不安定になる可能性が高い>のでお止めなさい......。
 <ペンギンアップデート適用後に有効な施策としては、セマンティック検索への配慮・対応が必要>。
 また、当然であろうと思われる対応として<Web サイト内の文章を充実させ、表現豊かに商品や自社サービスを伝えるコンテンツを取り揃えること、テキスト数や単語数にある程度のボリュームを考慮すること>などが挙げられている。

 SEM 市場を震撼させた Google 検索の方向転換--企業が今後取り組むべき施策とは?/japan.internet.com/2012.07.09

 2012年4月、検索エンジンマーケティング(SEM)市場に大きな激震が走った。Google はこれまでに何度か大規模な検索アルゴリズムの変更を行ってきたが、4月下旬に発表・随時適用している「 ペンギン アップデート」は、 有象無象 のWeb サイトや相互リンクサイトから大量に外部リンクを取得していた Web サイトの検索ランキングとページランクを大きく低下させた

 ペンギン アップデートは、有用な情報を掲載する Web サイトを Google の検索結果で上位表示させるためのもの、同社のキラーコンテンツである「検索」の品質向上を目的としている。そして、Google の品質ガイドラインで違反行為とされている「Web サイトの検索順位やページランクを上げるためのリンクプログラムへの参加」「Web スパマーや不正な Web サイトへのリンク掲載」を過剰に行なってきたサイトへ鉄槌を下したのだ。

 これは、 企業のマーケティングにも大きな影響与える。例えば、テレビ CM や交通広告などで「○○で検索」という文句を見たことがあるだろう。しかし、 今後は キャンペーン用に新規作成したランディングページの検索ワードがニッチだったとしても容易に検索上位にランクインできなくなるから、リアル媒体から Web へ誘導する同施策は影を潜めることだろう。

 そういった状況下、検索エンジンユーザーの集客を自然検索結果ではなく、リスティング広告に頼る傾向が強まることが予想される。しかし、SEO ソリューションの開発を手がける株式会社ディテイルクラウドクリエイティブがこの度行った調査によると、 集客の比重をリスティング広告へ高めるのはいささか慎重になる必要がありそうだ。調査対象は全国20歳~39歳の男女500名で、調査期間は2012年6月15日~6月18日。

 まず、普段主に使っている検索エンジンを尋ねたところ、9割強が「Yahoo! JAPAN」または「Google」と回答。 Yahoo! JAPAN は、2010年に検索エンジンを Google へ移行していることから、SEO は Google のアルゴリズムを最も考慮すべきであることを如実に表した。

 続いて、普段検索結果を何件目まで見ること多いか尋ねたところ、...... 「1番上のみ」(5.6%)も含めると、8割近くが10件目までを見るとした。...... 検索結果1ページ目(10件まで)で表示されることがいかに重要であるかを改めて認識させる結果となった。

 ......「検索エンジンを使った検索結果の中に、広告が出ているのをご存じですか」と質問したところ「知っている」は69.4%にのぼり「知らない」(30.6%)を大きく上回った。


 しかし検索ユーザーはリスティング広告でレコメンドされるページよりも自然検索で上位表示される Web ページの方を情報源として重要視しているようだ。パネラーに、自然検索結果とリスティング広告のどちらから情報を入手したいか尋ねたところ、自然検索結果が9割近くを占め、リスティング広告を圧倒した


 企業にとって、...... リスティング広告への期待が高まることが予想される中、...... これまでよりもコストパフォーマンスが悪化する可能性がある。そうであれば、本結果でも明らかになったように、ユーザーリーチが見込める SEO 対策は軽んじることなく続けるのが望ましいだろう。

 では、ペンギンアップデート適用後にはどのような SEO 対策が有効なのだろうか。調査元であるディテイルクラウドクリエイティブ代表取締役社長の南雲宏明氏に話をうかがった。

現状で効果が見込めない、また逆に順位を落としかねない施策とは

 南雲氏によると、現在「SEO 施策」は過渡期を迎えているという。...... 大量のリンク取得などの「無理な SEO 施策は、......

 ......しかし、 Google は昨年あたりから日本において、無謀な施策を行っている Web サイトに対して警告メッセージを送っており、順位降下のペナルティを与えるなどしている。あきらかに Google は、無謀な被リンク対策、無理な SEO 施策を嫌っているのだ。

 上記の理由から、付け焼刃的な SEO 施策は、今はたまたま良い結果が出ていても将来的に不安定になる可能性が高いと同氏は分析する。......

ペンギンアップデート適用後に有効な施策とは

 Google が今後打ち出す検索技術のひとつに「セマンティック検索」がある。......南雲氏は、今後の SEO 施策はセマンティック検索の対応が必要だと訴える。

 Web サイト内の文章を充実させ、表現豊かに商品や自社サービスを伝えるコンテンツを取り揃えることは、引き続き有効な手段だ。特に最近の傾向としては、テキスト数や単語数にある程度のボリュームがあれば、検索エンジンで上位化されやすく、また多くの検索ワードで登録されるというのが、同社が独自解析した検索エンジンデータから明らかになっているという。SEM 市場を震撼させた Google 検索の方向転換--企業が今後取り組むべき施策とは?/japan.internet.com/2012.07.09

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

 結局、「濡れ手で粟」のような "秘策" は、望むべくもあるはずがない......、というのが実情のようである。"集客" の難しさは、ネットとて同じことだと了解すべきか...... (2012.07.12)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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