国際舞台( 国際オリンピック委員会[IOC]総会 )で、安倍首相が "切った大見得" ! どうせ、こんなことではないかと思っていたが、やはり "官僚作文" の "読み上げ" 以外ではなかったようだ。
下記引用サイト記事:安倍首相「0・3平方キロはどこ?」/現地視察の際、東電幹部に/範囲知らず発言か/共同通信/2013.09.21 - 12:14 は、そうした事実を "淡々と報じて" いる。
<東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐり、安倍晋三首相が19日に現地を視察した際、放射性物質による海洋への影響が抑えられていると説明する東電幹部に、「0・3(平方キロ)は(どこか)」と尋ねていたことが20日、分かった。
首相は東京五輪招致を決めた国際オリンピック委員会(IOC)総会で「汚染水の影響は港湾内0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」と説明していたが、実際の範囲がどの程度か理解しないまま発言していた可能性がある>
東電の<小野所長は港湾出口に灯台があることを示しながら広さを説明> とあるが、ふと、「灯台下(もと)暗し」ということわざを思い起こすのは私ばかりではなかろう......。
安倍首相「0・3平方キロはどこ?」/現地視察の際、東電幹部に/範囲知らず発言か/共同通信/2013.09.21 - 12:14
東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐり、安倍晋三首相が19日に現地を視察した際、放射性物質による海洋への影響が抑えられていると説明する東電幹部に、「0・3(平方キロ)は(どこか)」と尋ねていたことが20日、分かった。
首相は東京五輪招致を決めた国際オリンピック委員会(IOC)総会で「汚染水の影響は港湾内0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」と説明していたが、実際の範囲がどの程度か理解しないまま発言していた可能性がある。
安倍首相は第1原発1、2号機東側の護岸を視察し、東電の小野明所長から放射性物質の海への流出や海中での拡散を防ぐ対策の説明を受けた。首相はこの際に「0・3は?」と質問。小野所長は港湾出口に灯台があることを示しながら広さを説明した。
1~4号機東側の護岸では、地下を通じて海に流れ込む放射性物質が拡散しないように「シルトフェンス」という水中カーテンを設置している。水の流れを完全に遮断できるわけではなく、政府、東電とも放射性物質が港湾外に出ている可能性を否定していない。
東電はこれまで、首相が「ブロックの範囲」をシルトフェンス内と誤解している可能性もあるとみて、首相発言への言及を極力避けてきた。今回の現地視察でようやく理解を得られた格好だ。
ただ5、6号機では、港湾から放射性物質を含んだ海水をくみ上げて原子炉冷却に使った後、放水口から外洋(港湾外)に直接放出している。
放出量は1日16万8千トンで、気象庁気象研究所の青山道夫主任研究官は1日600億ベクレルのセシウム137などが含まれていると分析しているが、東電は濃度が法定基準以下であることを根拠に「問題はない」としている。
政治家が、"必ずしも現場を知っているとは限らない!" とは言い古された事実であろうが、その分、世間から "倍返し(!?)" で報いられてきたこともシビァな事実ではなかろうか...... (2013.09.25)
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