"iPS細胞から作った心筋シート" を心臓病患者に移植する研究は、いよいよ "臨床研究" の段階へと進展し始めている。
◆ 参照 当誌過去の "心筋シート" 関連記事
○ <......他人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った心臓組織を貼り付けて「拡張型心筋症」を治療する研究を、京都大学iPS細胞研究所の山下潤教授(再生医学)らのグループが進めている。 来夏にも、患者に対して効果と安全性を確かめる臨床研究の実施を国に申請する......> ( iPS細胞から作った心臓組織貼り付け"拡張型心筋症"を治療する研究、臨床研究申請へ!/当誌 2017.05.09 )
今回注目する下記引用サイト記事 : iPSシート移植申請へ、大阪大 心臓病患者に/共同通信/2017.07.18 - 21:48 は、 <人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した心筋シートを心臓病の患者に移植し、心臓機能を改善させる治療について、大阪大の澤教授(心臓血管外科)のチームが早ければ今週中にも、臨床応用に向けた患者への移植実施計画を学内の倫理委員会に申請する方針であることが18日、分かった> と報じている。
<......大阪大関係者によると、iPS細胞を心筋細胞に変化させてシート状に加工。心不全患者の心臓にはり付けて効果や安全性を確認する。 学内倫理委とは別に国にも申請し、了承が得られれば本年度中にも実施する方針。これまでに、人のiPS細胞から作ったシートを使った動物実験で心機能改善に成功している> とある。
iPSシート移植申請へ、大阪大 心臓病患者に/共同通信/2017.07.18 - 21:48
人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した心筋シートを心臓病の患者に移植し、心臓機能を改善させる治療について、大阪大の澤教授(心臓血管外科)のチームが早ければ今週中にも、臨床応用に向けた患者への移植実施計画を学内の倫理委員会に申請する方針であることが18日、分かった。
大阪大関係者によると、iPS細胞を心筋細胞に変化させてシート状に加工。心不全患者の心臓にはり付けて効果や安全性を確認する。
学内倫理委とは別に国にも申請し、了承が得られれば本年度中にも実施する方針。これまでに、人のiPS細胞から作ったシートを使った動物実験で心機能改善に成功している。
<これまでに、人のiPS細胞から作ったシートを使った動物実験で心機能改善に成功している> とあり、"臨床" での成果が大いに期待される...... (2017.07.20)
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