今回注目する下記引用サイト記事 : 脊髄損傷改善 創薬に期待 生薬成分アクテオサイド、富山大グループ発見/webun 北日本新聞社/2018.10.30 - 00:38 は、 <富山大和漢医薬学総合研究所の研究グループは、生薬「肉じゅう蓉(よう)」に含まれる成分「アクテオサイド」に慢性期の脊髄損傷を改善させる作用があることを発見した。新たな治療薬の開発につながることが期待される> と報じている。
<......事故などで脊髄を損傷した後、時間がたって慢性期になると、まひや感覚障害の回復は難しい。神経機能学分野の東田(とうだ)千尋教授、小谷篤さん(今年3月大学院卒業)、菊池高弘さん(修士課程1年)らは、骨格筋の萎縮を改善するだけでなく、断裂した神経細胞の突起「軸索」を回復させる成分の発見を目指して研究を進め、アクテオサイドに活性を見いだした。 脊髄損傷のマウスの骨格筋にアクテオサイドを注射すると、運動機能が改善。筋の萎縮が回復し、脊髄の中の軸索の密度が増えることが分かった。アクテオサイドによって、タンパク質「ピルビン酸キナーゼM2」が骨格筋から分泌されることを発見し、このタンパク質が筋量を増やし、軸索を伸ばす作用を併せ持つことも明らかにした。 15日に米学術誌「Journal of Neurotrauma」で発表した。 今後、肉じゅう蓉の有効性を検証する臨床研究を行っていく> とある。
脊髄損傷改善 創薬に期待 生薬成分アクテオサイド、富山大グループ発見/webun 北日本新聞社/2018.10.30 - 00:38
富山大和漢医薬学総合研究所の研究グループは、生薬「肉じゅう蓉(よう)」に含まれる成分「アクテオサイド」に慢性期の脊髄損傷を改善させる作用があることを発見した。新たな治療薬の開発につながることが期待される。
事故などで脊髄を損傷した後、時間がたって慢性期になると、まひや感覚障害の回復は難しい。神経機能学分野の東田(とうだ)千尋教授、小谷篤さん(今年3月大学院卒業)、菊池高弘さん(修士課程1年)らは、骨格筋の萎縮を改善するだけでなく、断裂した神経細胞の突起「軸索」を回復させる成分の発見を目指して研究を進め、アクテオサイドに活性を見いだした。
脊髄損傷のマウスの骨格筋にアクテオサイドを注射すると、運動機能が改善。筋の萎縮が回復し、脊髄の中の軸索の密度が増えることが分かった。アクテオサイドによって、タンパク質「ピルビン酸キナーゼM2」が骨格筋から分泌されることを発見し、このタンパク質が筋量を増やし、軸索を伸ばす作用を併せ持つことも明らかにした。
15日に米学術誌「Journal of Neurotrauma」で発表した。
今後、肉じゅう蓉の有効性を検証する臨床研究を行っていく。
<慢性期の脊髄損傷を改善させる> ことへの思い! には、切々たるものがある。 それゆえに、<運動機能が改善。筋の萎縮が回復し、脊髄の中の軸索の密度が増えることが分かった。アクテオサイドによって、タンパク質「ピルビン酸キナーゼM2」が骨格筋から分泌されることを発見し、このタンパク質が筋量を増やし、軸索を伸ばす作用を併せ持つことも明らかにした> という研究成果には、熱いまなざしが向けられている...... (2018.11.02)
コメントする