スマホの人気急上昇によって、通信回線の混雑(輻輳[ふくそう]現象)が問題視されている。"回線のパンク" 状態に至らずとも、通信速度が極端に遅くなるという現象に苛立つ利用者もいるようだ。
と言うような事情から、今やスマホ選びは、端末機種自体の性能のみならず、キャリア(通信事業者)が敷設する高速通信環境にまで眼が向けられる状況となったようだ。
各キャリア側は、新しい高速通信方式「LTE」を整備したりして対応を急いだり、"公衆無線LANスポットサービス" を広げたりしているが、そうした対応策のひとつとして注目されているのが "WiMAX(ワイマックス)" 方式だ。
―――― <WiMAX WiMAX(ワイマックス、Worldwide Interoperability for Microwave Access)とは無線通信技術の規格のひとつである。 人口希薄地帯や、高速通信(光・メタル)回線の敷設やDSL等の利用が困難な地域で、いわゆるラストワンマイルの接続手段として期待されている。近年は、高速移動体通信用の規格も策定されている。WiMAXは当初、中長距離エリアをカバーする無線通信を目的としておりWiMAXアクセス網は「Wireless MAN」(MAN: Metropolitan Area Network)と定義される。 WiMAXは異なる機器間での相互接続性確保のため、IEEE 802.16作業部会と業界団体のWiMAX Forumにより規格標準化が進められている......>( WiMAX/ウィキペディアより )
ところで、"KDDI(au)" は、今後の "iPhone5" 発売見込みで大きな話題を集めているが、"Android" に関しても上記の "WiMAX(ワイマックス)" にも対応する機種を追加発売し充実させることで利用者の取り込みを図ろうとする構えのようだ。
利用者にとっては、あたかも "渋滞時" には "裏道(?)" も選べるという選択肢もあれば、安心材料が増えるのかもしれない。
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