東日本大震災: 2013年7月 アーカイブ

 もはや、"怠慢!" というよりも、"傲慢!" 並びに "知らんぷりの情報操作!" としか言いようがない醜態でしかない。

 そして、今ひとつ憤りを禁じ得ないのは、この国のメディアは "自分の頭で考える力と度量とをもっているのか ?!" という空恐ろしい違和感である。また、事実を隠せるだけ隠し続けてまで、政権安定に勤しむ "権力の度し難さ!" に吐き気を禁じえない。

 こんな事実が何故今頃なのか? という疑問は、張本人である東京電力、メディア、そして国民の命と安全に関して責任を担うはずの政府に向けられて然るべきだと思われる。
 皆それぞれが、"保身志向" と、驚くべき "低い倫理意識!" とによって、ダラダラと国民の安全を危機に曝し、そして "この国の美しい国土" を汚し続けているわけだ。

 この国のわれわれは、"生命の危険に関する正確な情報" を "伏せられている!" という不安が止めどなく襲ってくる。まあ、こうした情報の貴重さに対する感度をマヒさせているわれわれも "能天気過ぎる!" と言えば否定できないのだが......。

 先ずは、以下の事実に驚くばかりである。

 <同社はこの日、外部有識者による「原子力改革監視委員会」の第4回会合を開き、広瀬社長は、デール・クライン委員長らと記者会見した。......クライン委員長は、監視委員会の冒頭で、汚染水流出問題について「不満を表明したい。汚染水問題がこれまでの進歩を後退させると危惧(きぐ)している」と発言。同氏は東電の情報公開のあり方について「日本の人々に対して十分な情報を提供していないと思われる」と苦言を呈した>( 汚染水問題「3.11の教訓学べず」と東電社長、再稼働の意向崩さず/REUTERS/2013.07.26 - 19:49

 <東電は今月22日、汚染水が海に流出している可能性があると初めて認めた。10日には原子力規制委員会の田中俊一委員長が「(福島事故以降)この2年間、海洋汚染は大なり小なり続いている」と発言するなど、流出は確実視されていた中で、ようやく認めた東電の情報公開の姿勢にあらためて批判が強まっている。参議院選挙の投開票日翌日というタイミングも、「選挙への影響を配慮したのでは」との思惑を招いた>( 同上サイト )

 そして、極め付けは下記引用サイト記事:汚染水 事故直後と同程度の高濃度/NHK NEWS WEB/2013.07.27 - 18:23 が伝える事実、

 <福島第一原子力発電所で、汚染水が海に流れ出ている問題で、東京電力が、海に近い「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルにたまっている汚染水の濃度を測った結果、事故直後のおととし4月に、海へ流れ出て問題となった高濃度の汚染水とほぼ同じ濃度で検出> である。

 これは、最先端の "がん治療" を施されながら、二年前の "がん発見時" と何ら変わらぬ "がん病巣" が残存すると宣告された、そんな患者の落胆とどこがどう違うというのであろうか......。




















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