やはり、 "風邪" というより "インフルエンザ" とか "流行性感冒" とかと表現すべきなのであろう。症状が執拗で、少しも "可愛げ" というものがないからだ。
昔ふうの "風邪" といえば、ちょいと寝冷えをして寒気の末に被ってしまったとか、生姜湯とか卵酒を飲んだりしたら幾分気分がよくなったとか、随分とあっさりしたものであったようだ。
ところが、今の "風邪" ときたら、そんなに性質が良いものではない。言ってみれば、"良性" と思しき "風邪" は少なく、大体が、性質の悪い、 "悪性ウイルス" によるものである場合が多いようだ。抗生物質とのいたちごっこが懸念されても、それらに頼らざるを得ないのが残念ながらの現実であるようである。
ということで、そうした症状のものを、心安く "風邪" なんぞと呼んではいけないのだと思うわけだ。はっきりと、 "インフルエンザ" と名指しし、いや、名指ししたからと言って何がどうなるものでもなかろうが、少なくとも警戒度を高め、また対策も手ぬるいものであってはならないようだ。
振り返ってみると、今回感染した "インフルエンザ" は、罹り始めたかの感触があってから、早、二週間になろうとしている。一連の風邪特有の症状もさることながら、やたらに気分が滅入っていけない。
気分が滅入るといえば、思い切って "禁煙" しちまおうと跳ね上がってみたことも、悪い気分に輪をかけることになっているようである。これで、 "インフルエンザ" も吹き払い、 "禁煙" 関連症状とも縁が切れた暁(あかつき)には、文字通りに活気ある春を迎えることになるはずであろうが、今現在は、株価と同様に、惨めなボトムそのものである。
株価と言えば、まるでひとつの世界の "カタストロフィー" のうよに不気味な経済情勢(1ドル=100円を突破し、99円台をつけた!)もまた、低迷する気分を翻弄して引きずり回すかのようだ。
"オイル・マネー" のみが高笑いをしているようなグローバルを、 "地球温暖化問題" の視点を決定的な梃子にして覆すことなくして地球の明日はない! と熱っぽい頭がほざいていたりする...... (2008.03.13)
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