もないが、困り果てたという状況だったことは確かだ。
過去の仕事関係の文脈で、打ち合わせのアポイントの時刻を失念してしまっており、遠く離れたところでその時刻直前に気づいたというシチュエーションなのであった。確か、午後4時半という時刻に先方の会社に伺う約束だったところを、その直前となって思い起こし、そこへ行くための所要時間は優に一時間は掛かろうという事情なので途方に暮れていたのだ。とりあえず、ケータイで先方に事情説明をしようとケータイを取り出して右往左往しているところであった。また、その仕事上の相手方が、結構気難しい人柄だとの記憶に支配されてか、困った困ったの心境だったのである。
ただ、目が覚める直前には、どうもそれが夢であることを察してしまったようで、ならば面倒なフォローをするよりは起きてしまった方が無難だと思ったのか、ガバッと身を起こして決着を付けたのであった。
最近は、一晩に2~3回は夜中に目が覚めるようになってしまい、その直前には何がしかの夢を見ているようである。上記のアポイント失念の前にも、さしておもしろくもない夢を見ていた。
一番最初に就職した会社の、多少ゴチャついた社内模様のようであった。そして、そこでの曰く付きだと記憶していた人物が登場して、夢は、ただただ疲れる雰囲気のスジの推移で展開していたようだ。おまけに、目が覚めてトイレに向かいながら、よせばいいものを、ふと、その当該人物の名前を思い起こそうとしてしまったのである。
が、大体、こういう半睡状態の場合の脳の働きは、きわめて不安定なのが常であり、まして論理的・言語的機能はOFF状態が相場のようである。だから、ただでさえ度忘れ傾向が増している昨今では、よせばいい、ということになるわけだ。
なのに、寝床に戻ってからも何とか思い出せないものかと、だんだん意地になり始めてしまったのである。その途中では、何度もよせばいい、と自分に諭していたようであった。そんなことに煩わされず眠った方がいいと思ったのであろう。
そして、どのくらいの時間が経過したのかは定かではないが、ようやく思い出すことができ、それだけのことで、再び眠りへと落ちて行ったようであった。
それなのに、再び、先のアポイント失念バージョンといった薄らくだらない夢となったものだから、もも~いい! という調子で起床したというお粗末さまだったのである。
こうして始まった本日は、鬱陶しい天候も手伝うようにして、あれやこれやとろくなことがない一日となりつつある...... (2008.05.05)
※ 気になる報道!
<北海道別海町のオオハクチョウ、強毒性鳥インフル
環境省は5日、北海道別海町・野付半島で見つかったオオハクチョウの死骸から強毒性の鳥インフルエンザウイルス「H5N1型」が検出されたと発表した。......>( 2008.05.05 読売新聞 )
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