休日出社をしたからには、首尾良く完成させたいものと思っていた。が、どうやら事前に計画していた環境の初期設定はすべてが上手くいったようである。
昨日は、 "ドメインの取得" と "レンタル・サーバ" の手続きを完了させた。そして今日は、定評のある "高性能ブログ・システム( Movable Type 4 )" をそのサーバにインストールしようと目論んでいたのであった。
一応、これらに関する事前調査やスタデイはそこそこ済ましておいた。また、ウェブ・サイトの構築や運営を10年、しかも "CGI" スクリプトを使ったサイト構築も見よう見まねでやってきたわけなので、詳細はともかく勘所は押さえているつもりであった。
現に、 "CGI" の活用という点では、コンテンツのアップロードを "FTP" によらず、ウェブページのブラウザから行うという、現在の "ブログ・システム" の先駆けスタイルを既に7、8年前に公開していたのである。(c.f.『日替りHP』)
大手PCディーラーを含み、二、三の引合いをいただいたが、いつものごとく詰めが甘くて "魚" を逃がしてしまったのは残念であった。そこでの "ねらい" は、まさに、今日の "ブログ・システム" の人気の理由のひとつでもある、手が掛からないアップロードという点であり、またそれゆえにコンテンツが日々更新可能だという点なのであった。
ホームページという魅力あるメディアも、コンテンツが "新鮮" であってこそ吸引力を持つものであろう。いつ訪れても、変わりばえがしないのでは訪問者、閲覧者はそっぽを向くはずである。だが、逆に、コンテンツの "新鮮さ" を保とうとすれば、ウェブサイト管理者に降りかかる日常作業量はバカにならないものとなる。フォトの準備や文章化という材料に関する作業も手間が掛かるわけだが、慣れないウェブサイト運営者にとっては、FTPソフトを介して、ウェブ・サーバに更新分のコンテンツをアップロードするという作業が大きな負荷と感じていたのではなかったかと思う。まさに、その点を考慮して、閲覧中のブラウザから、そのままアップロードしてしまうという方法を "CGI" スクリプトで達成しようとしたのが前述の『日替りHP』という労作だったのである。
まあ、そんな我田引水の話はともかく、現在の "高性能ブログ・システム( Movable Type 4 )" は、その点に限らず、多彩な機能と可能性を持っていそうである。だからこそ、過去の経緯はともかく、良いものは活用させてもらいたいと考えたのであった。
このシステムに期待を寄せる点は、他のサイトとのリンケージを深めることに貢献する "トラックバック" 機能であるとか、データベースを背負い込んでいるところから既存のコンテンツの利用可能性や再編集など、いろいろとありそうだ。まあ、追々に活用させてもらおうとてぐすねをひいているところだ...... (2008.05.11)
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