猛暑の境川で目にした二つの珍光景 ......

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 実に "夏日" と呼ぶにふさわしい一日であった。
 今日のウォーキングが、朝寝坊のせいで日が高くなった11時台となってしまい、炎天下を歩く按配となってしまったためなおさらそう感じたのかもしれない。きっと、こうした猛暑は今日一日のことではなく、この夏はこうした日々がレンチャンとなりそうな気がしている。

 境川の遊歩道を歩いた際、陽炎が立ち昇るような暑さゆえとも言えそうな光景にお目にかかった。
 一つは、気持ちは十分に共感できるにしても、そこまでするかぁ? という信じられない光景である。生活汚水も流れ込んでいるはずの、その川で潜ったりもして水遊びに興じている者たちがいたのである。わけのわからない子どもたち同士かと観察すると、何と大人まで交じっていた。数十センチほどの幾分深さのある箇所で、ゴーグルまでつけた女の子たちが、プールでの潜水よろしく頭まで沈めてはしゃいでいたのだ。
 確かに、一時期に比べれば水質が改善していることはわかる。放流されている鯉の姿が上からも透けて良く見えるほどに濁りはなくなっている。
 しかし、未だにゴミや自転車などを違法投棄する者も後を絶たず、 "汚れた川" であることに変わりはない。素足で浸かることさえ憚られるところであり、まして、泳いだり潜ったりするのは論外だと思われる。
 この暑さだけに、 "破れかぶれ" の気分になることはわからないわけではない。しかし......、どうして公営プールとかに行かないのだろうか、そうしたところにでも付き添ってやるのが大人のすることでは......、という疑問が重くのしかかってきたものだった。

 今ひとつの光景は、この暑さをも吹き飛ばしてくれそうな歓迎すべき光景であった。
 いつぞやの夏場にも、ちょうど幸いにも望遠カメラ持参でウォーキングをした時に、あの "コバルト色" 、 "シアン色" の "カワセミ" に遭遇して感激したことがあった。
 今日もその "カワセミ" に出っくわしたのである。しかも、数センチほどの小魚を嘴(くちばし)で挟んだ、いかにも "カワセミ" でござい! という姿であっただけに、心踊りはひとしおであった。
 遊歩道のとあるところまで来た時、斜め前方の対岸で望遠カメラを構えた三人の男たちが "固まって" フリーズ状態となっている様子が目に入ったのだった。
 その雰囲気から、明らかに "お目当ての対象" をゲットしたのだろうとわかった。そして、この川でこの時季の "お目当ての対象" となれば、 "カワセミ" 以外にないことになる。
 彼らの望遠レンズの砲身が向けられた方向を推し測ると、自分が歩いているこちら側の岸にその "お目当ての対象" が潜んでいると思われた。で、そっとフェンスに近づき、下の方を覗き込むと、いた! いた! だったのだ。
 "コバルト色" のそいつは、川岸付近に敷設されたパイプ――何の目的かは不明の直径三センチほどのパイプが護岸に沿って延々と設置されている――につかまって鎮座していた。しかもなのである。向こう向きなのだが、嘴には銀色に光る数センチほどの小魚をしっかりと咥えていたのだ。さっさと飲み込んでしまえばいいものを、やや大きめなので難儀しているのか、咥え続けていたのである。
 自分は、ものの本の写真ではそんな格好の "カワセミ" も目にしていたが、実物を見るのは初めてであった。フムフムと思うとともに、なるほど、この川にはあんな小魚がいるので、 "カワセミ" も飛来するし、 "コサギ" や "川鵜(カワウ)" などの野鳥の姿も目にするのだと納得したものだった。
 今回は、望遠カメラは持参していなかったが、この間、ケータイの付属カメラで望遠写真を撮ることに慣れてもいたため、すかさずシャッターを切った。
 後でPCで確認してみたが、まあかろうじて "証拠写真" となりそうな水準で撮れていた...... (2008.07.19)

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このページは、yasuo hiroseが2008年7月19日 20:29に書いたブログ記事です。

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