<人はなぜ落ちる(落ち込む)のかといえば、 "這い上がる" ためなのだ> ......

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 今日も昨日に引き続き、 "HP上のデータ更新簡易化" を "CGI" で作成する作業に当たった。
 過去に、 "日替りHP" という "力作(?)" を作ったこともあり、プログラム(スクリプト)の基本ロジックはすでに完了させている。これから如何にコアの部分だけを取り出し、使い勝手のよいこじんまりとしたシステムへと圧縮するのかが課題であった。
 しばらく "CGI" のプログラム(スクリプト)を扱う作業から離れていたため、勘を取り戻すまでにいくらか試行錯誤はあったものの、今日あたりは、まずまず勘が戻り、思い描いたシステム構造がほぼ出来上がってきた。
 システム作りの楽しさは、思い描いたシステムへと着々と接近して行く点にあろうかと思う。ロジックの暗礁に乗り上げた際には、 "胃がキリキリと痛む思いの苦痛" となるが、それも解消した時の "ヤッタ~感" をより増幅するための不可避の関門のようなもので、いわば貴重な "スパイス" だと言うべきなのかもしれない。
 ということで、 "胃がキリキリと痛む思いの苦痛" というようなものは、同時にまた生きることの "スパイス" 的な役割を果たすのではないか、という点に目を向けたい。
 もっとも、これもまた程度の問題であることはそのとおりなのであるが、留意したいのは、何の "スパイス" もない料理というものは決して美味いものではなかろう、という点なのである。
 生活や人生において、心に引っ掛かるようなもの、たとえば "不安" であったり、 "懸念" であったり、 "心配事" 、さらには "不快感" や "苦痛" 、 "怒り" などである。これらが、解消することを誰もが望むわけだが、こうしたものが皆無となることが正解かといえば、それはひょっとしたら違うのかもしれない。
 先日、とある映画(バットマン ビギンズ)で、<人はなぜ落ちる(落ち込む)のかといえば、 "這い上がる" ためなのだ>というハッタリのセリフが出てきたものだった。
 レトリックなのではあろうが、多少、共感めいたものがよぎったのだった。つまり、その位の根性もしくは発想転換能力がなければこのご時世やって行けないかもしれない、と感じたからであった。

 ネガティブなものは "皆無" でなければいけない、 "苦痛" は速やかに除去されなければならない、というような非現実的かつ妄信的とも言えそうな風潮がかなり一般化していそうなこの時代環境である。
 とすれば、一体、どうやって "這い上がる" 力を試したり、育(はぐく)んだりするつもりなのだろうか......。泳げるようになるまでは水に近寄ってはいけません、とまことしやかな説教をするようなものであろう...... (2009.09.07)












【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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