蔵書の"PDF電子書籍"化作業!"ScanSnap S1500"&断裁機"PK-513L"コンビで驀進! ......

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 この長引く不況じゃなくて、長引く "猛暑" 。日課のウォーキングは止むを得ず敢行するが、その後は、専らクーラーに寄りすがりつつ室内で過ごすこととなる。
 読書やPC作業に加えて、やはり入れ込むことはと言えば、蔵書の "PDF 電子書籍" 化作業ということになる。
 そう言えば、一頃は、地デジ録画番組をDVDに焼き込む作業に凝っていたりしたものだったが、継続はしているものの、入れ込み方の程度はやはり "PDF 電子書籍" 化作業に偏っている。
  "ePub 電子書籍" 化への方法的な見通しも得ているだけに、先ずは、とにかく "紙書籍" のデジタル化に注力しようとしているわけだ。

 それにしても、 スキャナー "ScanSnap S1500" 断裁機 "PK-513L" という "道具" のベスト・コンビネーションは画期的な威力を発揮する。やはり昨今は、ちょいと気が利いたことをやり遂げるにはそれなりの "道具" を確保することが必要なのかなぁ、と痛感している。
  "道具" と言えば、昨晩、とあるハイビジョンTV番組で、"Nゲージ・ジオラマ" 作りに挑戦するプロの現場作業をたっぷりと観たことを思い起こす。世界遺産となっている鉄道関係のスイスの景勝地を "ジオラマ" 化しようというのだ。
  "Nゲージ・ジオラマ" 作りというものは、好きな者をとことん熱くさせるホビーであるが、それが嵩じてプロの道へと進む者もいるようだ。そして、そうしたプロを支援するのが、その種の優れものの "道具" 類である。建物の設計図はPC上で起こされ、それを厚紙にプリントし、さらにカッティングには "レーザー" が使われるというほどに実態は想像を超えて進化しているのだ。
 そうした "道具" 類を "邪道" だと見る向きもないではないが、"いい仕事" をするためには、あるいは作業プロセスで "快適さ" や "小気味良い達成感" をも得てみたい向きには、そうしたものは不可欠だと言えるかもしれない......。

 差し詰め、自分にとっての "電子書籍" 化作業では、スキャナー "ScanSnap S1500" や 断裁機 "PK-513L" などが、その種の "道具" 類なのだと言えそうか。
 と言っても、"道具" 類は "使い手" の習熟度と相俟って "いい仕事" を出力するものである。だから、その習熟度向上に躍起となり、それがまた入れ込み度に拍車をかけるわけだ。
 今日も、300ページものを四冊、400ページを超えるものを一冊処理することになった。獲得した "仕事のコツ" としては、ひとえに "裁断" に向けた "根回し" という点になろうか。
 紙書籍の各ページは、背表紙にしっかりと "糊付け" されている。この "糊付け" からどの程度離したラインで "裁断" するか、これが作業のひとつの "要" である。
  "離し過ぎる" と、見開きページの中央に当たる部分の印刷部分までが "裁断" されてしまうことになる。また、 "糊付け" 部分に "近過ぎる" と、以下のような "エラー" が発生し、その修復に多少の手間がかかる。避けられれば避けるに越したことはない。
 オートフィーダー付スキャナー "ScanSnap S1500" は、原稿をトレイにセットした後は、実に高速で "給紙" を進めるが、この時、前記の "裁断" 時に、 "糊付け" 部分に "近過ぎる" 処理をすると、時々、 "糊付け" が残ったままの "複葉ページ" が出来上がってしまい、たとえば "2ページ" が重なってスキャニングされてしまうのである。
 ただ、同スキャナーのチェック・センサーは優秀であり、こうした場合 "エラー・メッセージ" を発することになっている。もし見過ごされてしまうと、さぁーて、閲覧しようかという段になって "ページ抜け" が発覚し、やれやれ......ということになるはずだ。
 その点、リアルタイムで "エラー" が警告されるのはありがたいわけであるが、それにしてもこの "エラー修復" 作業には多少の手間がかかってしまう。
 だからこそ、背表紙の"糊付け" 部分から最適な幅を定めて "裁断" することが "要" だということになるのである。この間の "経験的数値" からすると、結局 "4ミリ" というのが幅として妥当かと判断している。

 いまひとつ "仕事のコツ" として留意すべきかと感じている点は、 "分厚い" 書籍を "裁断" する際、一度に"裁断" できない( 断裁機 "PK-513L" の仕様では、最大15ミリ厚!)ために、2~3冊ないしは3~4冊へと、背表紙部分にカッターナイフを入れて切り分けておかなければならない。
 その時、あまりムリをせずに、10ミリ厚程度に "小分け" して作業をした方が結果的にはスムーズに行きそうである。
 こうして "裁断" に向けたちょっとした "根回し" をして "裁断" を済ませるならば、後のスキャニングは概ねスムーズに進むことになる。
 ただ、スキャニング完了後、一応、そのスキャニング状態を面倒でも一ページ一ページ目視チェックをしておいた方が良さそうだ。と言うのは、時として、ページが "回転" している場合があるからである。 "90度" 左右に、あるいは "180度" も "回転" してしまっているケースが1~2%の割合で生じていたのだ。
 これも、さぁーて、閲覧しようかという段になって発覚したのでは興醒めとなるに違いない。そこで直後にチェックするようにして、 "修正作業" (このための手立ては "ビュアー" に用意されているので心配無用)を済ませておいた方が良さそうだ。

 こんな按配で、蔵書の "PDF電子書籍" 化作業が日ごと繰り広げられている昨今である。すべての蔵書を! とまでは想定していない。単なる "ペーパーレス" という観点だけにとらわれず、 "電子書籍" 化することの実質的メリットを睨みながら順次進めていければと思っている...... (2010.08.23)













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