熊本地震での被災からの復旧復興という課題は、事態が明らかになるにつれて深刻度が増すかのようだ。 そして、その "復旧復興作業" の中には、建物などのがれきに介在する "アスベスト(石綿)による健康被害" を "防ぐ!" という慎重な警戒を要する問題も含まれている、と言われている。
今回注目する下記引用サイト記事 : 熊本のがれき撤去「石綿対策急いで」...ボランティアら不安の声/yomiDr. ヨミドク/2016.05.13 は、 <総務省の調査で、アスベスト(石綿)の飛散防止対策を地域防災計画に規定していなかったことが明らかになった熊本市。 がれきの撤去など復興へ向けた動きが本格化するのを前に、被災地で活動するボランティアからは「市は対策を急いで」などの声が上がった> と報じている。
<......熊本市では連日、各地から多くのボランティアが駆けつけ、地震で損壊した家の片付けなどを手伝っている。 同市西区の森由美さん(43)は「せっかくボランティアに来た人に悪影響が出てはいけない。市は、マスク着用を呼び掛けるなど注意喚起を徹底してほしい」と求めた。 約1週間前、落ちた瓦の撤去作業を手伝ったという同市北区のアルバイト木下愛理さん(21)は、「アスベストは不安だけど、地域の人とコミュニケーションを取りながら活動するので、マスクをしづらい面もある」とも語った。 熊本市の小原祐治・危機管理防災総室長は「地域防災計画の見直し時期で、まさにアスベスト対策を盛り込む準備をしているところだった。計画への記載は遅れたが、アスベスト対策を適切に講じながら調査やがれきの処理を進めていきたい」と話した> とある。
熊本のがれき撤去「石綿対策急いで」...ボランティアら不安の声/yomiDr. ヨミドク/2016.05.13
総務省の調査で、アスベスト(石綿)の飛散防止対策を地域防災計画に規定していなかったことが明らかになった熊本市。
がれきの撤去など復興へ向けた動きが本格化するのを前に、被災地で活動するボランティアからは「市は対策を急いで」などの声が上がった。
熊本市では連日、各地から多くのボランティアが駆けつけ、地震で損壊した家の片付けなどを手伝っている。
同市西区の森由美さん(43)は「せっかくボランティアに来た人に悪影響が出てはいけない。市は、マスク着用を呼び掛けるなど注意喚起を徹底してほしい」と求めた。
約1週間前、落ちた瓦の撤去作業を手伝ったという同市北区のアルバイト木下愛理さん(21)は、「アスベストは不安だけど、地域の人とコミュニケーションを取りながら活動するので、マスクをしづらい面もある」とも語った。
熊本市の小原祐治・危機管理防災総室長は「地域防災計画の見直し時期で、まさにアスベスト対策を盛り込む準備をしているところだった。計画への記載は遅れたが、アスベスト対策を適切に講じながら調査やがれきの処理を進めていきたい」と話した。
もちろん、震災復旧復興作業の重要さは言うまでもないことだが、特に行政サイドにあっては、後日に "社会問題化" しないための適切な "配慮/対策" が不可欠かと思われる...... (2016.05.16)
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