ついつい、薬物などに依存してしまいがちな現代のわれわれ。 抗生物質もその例となろうが、そのツケは小さくない!
今回注目する下記引用サイト記事 : カフェイン中毒、5年で100人救急搬送 死亡3人 日本中毒学会調査/日本経済新聞/2017.06.13 - 19:26 は、 <カフェインを多量に含む眠気防止薬や「エナジードリンク」などの清涼飲料水の急性中毒で、2011年度からの5年間に少なくとも101人が救急搬送され、7人が心停止となり、うち3人が死亡したことが13日、日本中毒学会の調査で分かった。15年に死亡例が判明したことなどを背景とした初の全国調査> と報じている。
<......カフェインは、一度に1グラム以上を摂取すると中毒症状が出るとされ、激しい吐き気やめまいが起き、心拍数が上がる。心停止に至った7人はいずれも6グラム以上取っており、中には53グラムを摂取したケースもある。自殺目的の場合もあったが、看護師などの深夜勤務の人が服用する例も多かった。 調査は、全国の救急医療機関38施設を対象に、11~15年度に救急搬送されカフェイン中毒と判明した人を集計。患者は13年度から急増しており、97人は眠気防止薬を服用、コーヒーやエナジードリンクをあわせて飲んだ人もいた。エナジードリンクだけの中毒は4人だった。 調査した上條吉人・埼玉医大教授は「カフェイン中毒の危険性が一般の人には十分知られておらず、行政も実態を把握できていない。一度に購入できる眠気防止薬の量を制限すべきだ」と話している。 カフェインの摂取許容量は定められていないが、海外での目安は成人で1日当たり0.4グラム(マグカップのコーヒー3杯分)程度。エナジードリンクは数本を一気に飲まない限り問題ないとされる。15年には、九州地方の20代男性がエナジードリンクと眠気防止薬を長期間飲み続け、死亡した例が報告されている。 〔共同〕> とある。
カフェイン中毒、5年で100人救急搬送 死亡3人 日本中毒学会調査/日本経済新聞/2017.06.13 - 19:26
カフェインを多量に含む眠気防止薬や「エナジードリンク」などの清涼飲料水の急性中毒で、2011年度からの5年間に少なくとも101人が救急搬送され、7人が心停止となり、うち3人が死亡したことが13日、日本中毒学会の調査で分かった。15年に死亡例が判明したことなどを背景とした初の全国調査。
カフェインは、一度に1グラム以上を摂取すると中毒症状が出るとされ、激しい吐き気やめまいが起き、心拍数が上がる。心停止に至った7人はいずれも6グラム以上取っており、中には53グラムを摂取したケースもある。自殺目的の場合もあったが、看護師などの深夜勤務の人が服用する例も多かった。
調査は、全国の救急医療機関38施設を対象に、11~15年度に救急搬送されカフェイン中毒と判明した人を集計。患者は13年度から急増しており、97人は眠気防止薬を服用、コーヒーやエナジードリンクをあわせて飲んだ人もいた。エナジードリンクだけの中毒は4人だった。
調査した上條吉人・埼玉医大教授は「カフェイン中毒の危険性が一般の人には十分知られておらず、行政も実態を把握できていない。一度に購入できる眠気防止薬の量を制限すべきだ」と話している。
カフェインの摂取許容量は定められていないが、海外での目安は成人で1日当たり0.4グラム(マグカップのコーヒー3杯分)程度。エナジードリンクは数本を一気に飲まない限り問題ないとされる。15年には、九州地方の20代男性がエナジードリンクと眠気防止薬を長期間飲み続け、死亡した例が報告されている。
〔共同〕
上記記事では触れられていないが、カフェインへの依存があれば、"睡眠障害" での "催眠剤" への依存も伴うことになりがち。 自律神経への負荷ばかりが増幅される...... (2017.06.15)
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