今回注目する下記引用サイト記事 : 都医学総研、統合失調症改善へ治験 ビタミンB6で/日本経済新聞/2017.07.02 - 23:57 は、 <東京都医学総合研究所の糸川昌成参事研究員らは、ビタミンB6化合物の「ピリドキサミン」が統合失調症の症状改善に役立つ可能性があることを突き止めた。医師主導の臨床試験(治験)を10人の患者で実施したところ、8人で症状が改善した。中堅製薬会社の興和(名古屋市)と共同で今秋にも治験を始める計画で、2020年ごろの承認を目指す。 治験は全国約10の医療機関で入院患者を対象に実施する> と報じている。
<......統合失調症は幻覚や妄想が現れるほか、感情がなくなるなど様々な症状が出る。国内に約80万人の患者がいるとみられており、原因は複数あるといわれる。脳内の神経伝達物質であるドーパミンの過剰放出が原因とする説もあるが、ドーパミンを抑える薬が効かない患者もいて、確立した治療法はない。 研究グループは約4割の患者で、アミノ酸と糖などがつながったペントシジンと呼ぶ物質が蓄積していることを見つけた。そのもととなる物質に結合して体外への排出を促すピリドキサミンに注目。血液中のペントシジン濃度が高い患者10人を対象に半年間、ピリドキサミンを投与して効果を確かめた> とある。
都医学総研、統合失調症改善へ治験 ビタミンB6で/日本経済新聞/2017.07.02 - 23:57
東京都医学総合研究所の糸川昌成参事研究員らは、ビタミンB6化合物の「ピリドキサミン」が統合失調症の症状改善に役立つ可能性があることを突き止めた。医師主導の臨床試験(治験)を10人の患者で実施したところ、8人で症状が改善した。中堅製薬会社の興和(名古屋市)と共同で今秋にも治験を始める計画で、2020年ごろの承認を目指す。
治験は全国約10の医療機関で入院患者を対象に実施する。
統合失調症は幻覚や妄想が現れるほか、感情がなくなるなど様々な症状が出る。国内に約80万人の患者がいるとみられており、原因は複数あるといわれる。脳内の神経伝達物質であるドーパミンの過剰放出が原因とする説もあるが、ドーパミンを抑える薬が効かない患者もいて、確立した治療法はない。
研究グループは約4割の患者で、アミノ酸と糖などがつながったペントシジンと呼ぶ物質が蓄積していることを見つけた。そのもととなる物質に結合して体外への排出を促すピリドキサミンに注目。血液中のペントシジン濃度が高い患者10人を対象に半年間、ピリドキサミンを投与して効果を確かめた。
上記記事の今回の成果が、<確立した治療法はない> とされてきた "統合失調症" の症状改善に繋がるとするならば、「論より証拠」的な効能! と言えそうである...... (2017.07.05)
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