今回注目する下記引用サイト記事 : すぐに息切れ 何かの病気?/yomiDr.ヨミドクター/2018.09.10 は、 <■ 喫煙原因「COPD」かも Q 7月に亡くなった落語家の桂歌丸さん、晩年は息をするのも苦しそうだったね。 ヨミドック 慢性 閉塞 性肺疾患の症状ですね。 Q 難しい病名だね。珍しい病気なの? ヨ 高齢者を中心に国内に500万人以上の患者がいる主要な病気の一つで、COPDとも呼ばれます。ただ、一般にはなじみが薄いので、健康増進を進める国の計画「健康日本21(第2次)」でも、2011年に25%しかなかった認知度を、10年間で80%に上げることを目標に掲げています> と解説している。
<......Q 原因は? ヨ 最大の原因は、たばこの煙です。COPD患者の約90%には喫煙歴があります。喫煙者のCOPDによる死亡率は、非喫煙者の約10倍という報告もあります。たばこの本数が多いほど、そして喫煙歴が長いほど発症する危険性は高まります。ほかに大気汚染物質や化学物質で引き起こされることもあります。 Q どんな症状が出るの? ヨ 息切れや呼吸困難、慢性的なせきやたんが主な症状です。肺や気道に炎症などが起きて、空気を吐き出しにくくなって起こります。走ったり重い荷物を運んだりしたときに、同世代の人より息切れしやすいようなら要注意。「年のせい」と思って放置せず、受診してください。 Q 治るの? ヨ 壊れた肺の構造は元に戻りませんが、薬で気道を広げると症状は和らぎます。悪化を防ぐために、禁煙は必須です。この病気にかかっても、活動的な人ほど長生きすることもわかっています。栄養のある食事を取り、適度な運動やリハビリを続けることが大切です。 Q 日々の生活で注意することは? ヨ 怖いのは、風邪やインフルエンザなどをきっかけに急激に状態が悪くなる「 増悪 」です。命にも関わるので、予防するためインフルエンザや肺炎球菌のワクチン接種が勧められています。増悪のきっかけは様々で、塩分の取り過ぎや便秘、低気圧の接近で起こることもあります。体の異変に気付いたら、早めに医師に相談してください。 (森井雄一/取材協力=小松茂・神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科部長、武知由佳子・いきいきクリニック院長)> とある。
すぐに息切れ 何かの病気?/yomiDr.ヨミドクター/2018.09.10
■ 喫煙原因「COPD」かも
Q 7月に亡くなった落語家の桂歌丸さん、晩年は息をするのも苦しそうだったね。ヨミドック 慢性 閉塞 性肺疾患の症状ですね。
Q 難しい病名だね。珍しい病気なの?
ヨ 高齢者を中心に国内に500万人以上の患者がいる主要な病気の一つで、COPDとも呼ばれます。ただ、一般にはなじみが薄いので、健康増進を進める国の計画「健康日本21(第2次)」でも、2011年に25%しかなかった認知度を、10年間で80%に上げることを目標に掲げています。
Q 原因は?
ヨ 最大の原因は、たばこの煙です。COPD患者の約90%には喫煙歴があります。喫煙者のCOPDによる死亡率は、非喫煙者の約10倍という報告もあります。たばこの本数が多いほど、そして喫煙歴が長いほど発症する危険性は高まります。ほかに大気汚染物質や化学物質で引き起こされることもあります。
Q どんな症状が出るの?
ヨ 息切れや呼吸困難、慢性的なせきやたんが主な症状です。肺や気道に炎症などが起きて、空気を吐き出しにくくなって起こります。走ったり重い荷物を運んだりしたときに、同世代の人より息切れしやすいようなら要注意。「年のせい」と思って放置せず、受診してください。
Q 治るの?
ヨ 壊れた肺の構造は元に戻りませんが、薬で気道を広げると症状は和らぎます。悪化を防ぐために、禁煙は必須です。この病気にかかっても、活動的な人ほど長生きすることもわかっています。栄養のある食事を取り、適度な運動やリハビリを続けることが大切です。
Q 日々の生活で注意することは?
ヨ 怖いのは、風邪やインフルエンザなどをきっかけに急激に状態が悪くなる「 増悪 」です。命にも関わるので、予防するためインフルエンザや肺炎球菌のワクチン接種が勧められています。増悪のきっかけは様々で、塩分の取り過ぎや便秘、低気圧の接近で起こることもあります。体の異変に気付いたら、早めに医師に相談してください。
(森井雄一/取材協力=小松茂・神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科部長、武知由佳子・いきいきクリニック院長)
<壊れた肺の構造は元に戻りませんが、薬で気道を広げると症状は和らぎます。悪化を防ぐために、禁煙は必須です。この病気にかかっても、活動的な人ほど長生きすることもわかっています。栄養のある食事を取り、適度な運動やリハビリを続けることが大切> とある。 わざわざ、悪化度合いを増すことはないから禁煙は不可欠であろうが、完治を高望み(?)して逆に落胆せずに、症状の緩和を目指すことか...... (2018.09.11)
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