"肺がん検診"での見落とし!という不祥事は、がん検診医療への不信感を煽る大失態!

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 "がん検診" の推進に力を入れようとしている "関係推進機関" にとっては、こうした "検診医療体制" は、ただただ "不信感を煽るだけ!の逆走行的な不祥事" 以外ではなかろう。

 ◆ 参照 当誌過去の "肺がん検診" 関連記事
  <"誤診" による "医療事故" が後を絶たない。 そして今回は、がん早期発見を目的とした自治体の "がん検診" 体制での事故。......> ( "肺がん検診"で3度も見落とし!40代女性が死亡!"複数回のチェック"も活かされず....../当誌 2014.00.00

 今回注目する下記引用サイト記事肺がん検診見落としで杉並区 画像判定体制を見直しへ/東京新聞/2018.11.16 は、  <杉並区の肺がん検診で河北健診クリニックががんを見落とし四十代女性が死亡した問題で、同クリニックが検診画像を再調査して「要精密検査」とされた四十四人のうち、二人が肺がんと診断され、三人が肺がんの疑いと指摘されたことが分かった学識者でつくる外部検証委員会は「検診が適切に行われていれば、より早い診断が可能だった」と最終答申。区も画像の判定体制を見直す> と報じている。

 <......今年七月に問題が発覚後、区がクリニックに対し、過去に区の検診を受けた人のエックス線画像の再調査を要請。四十四人は、いったんは「異常なし」などとされながら再調査で「要精密検査」となった。  肺がんと診断された二人はいずれも七十代の男性。一人は、今年三月に別の病院で肺がんと診断されていた。もう一人は、クリニックを運営する河北医療財団に謝罪と慰謝料の支払いを求めている。  答申は、クリニックの検診体制について、放射線の専門医を区の検診業務から外すなど「適正とは到底言い難い状況だった」と断じたクリニックは、第三者による検証が行われているとして、「クリニックとしての見解は検証後に公表する」と説明。がんと診断された二人について「個別の患者についてはコメントを差し控える」とした。  最終答申は、区と検診委託先の医師会に検診体制を検証する仕組みがなかったことも指摘した。  区はこれまで、画像の判定を病院内で完結させる制度を一部で実施していた。これをブラックボックス化の懸念があるとして廃止し、医療機関が一次判定をした後、医師会が二次判定する方針を示した判定する医師の要件を明確化し、読影の勉強会を開くなど人材の養成にも取り組むとした。  答申を受けて十五日に会見した田中良区長は「答申を起点に質の高い肺がん検診を安定的に実施していく」と述べた。 (山田祐一郎、渡辺聖子)> とある。

 肺がん検診見落としで杉並区 画像判定体制を見直し/東京新聞/2018.11.16

 杉並区の肺がん検診で河北健診クリニックががんを見落とし四十代女性が死亡した問題で、同クリニックが検診画像を再調査して「要精密検査」とされた四十四人のうち、二人が肺がんと診断され、三人が肺がんの疑いと指摘されたことが分かった学識者でつくる外部検証委員会は「検診が適切に行われていれば、より早い診断が可能だった」と最終答申。区も画像の判定体制を見直す

 今年七月に問題が発覚後、区がクリニックに対し、過去に区の検診を受けた人のエックス線画像の再調査を要請。四十四人は、いったんは「異常なし」などとされながら再調査で「要精密検査」となった。

 肺がんと診断された二人はいずれも七十代の男性。一人は、今年三月に別の病院で肺がんと診断されていた。もう一人は、クリニックを運営する河北医療財団に謝罪と慰謝料の支払いを求めている。

 答申は、クリニックの検診体制について、放射線の専門医を区の検診業務から外すなど「適正とは到底言い難い状況だった」と断じたクリニックは、第三者による検証が行われているとして、「クリニックとしての見解は検証後に公表する」と説明。がんと診断された二人について「個別の患者についてはコメントを差し控える」とした。

 最終答申は、区と検診委託先の医師会に検診体制を検証する仕組みがなかったことも指摘した。

 区はこれまで、画像の判定を病院内で完結させる制度を一部で実施していた。これをブラックボックス化の懸念があるとして廃止し、医療機関が一次判定をした後、医師会が二次判定する方針を示した判定する医師の要件を明確化し、読影の勉強会を開くなど人材の養成にも取り組むとした

 答申を受けて十五日に会見した田中良区長は「答申を起点に質の高い肺がん検診を安定的に実施していく」と述べた。 (山田祐一郎、渡辺聖子)

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

 "がん検診での誤診" の中には、不可抗力に近い部類もあるかもしれない。 だが、上記ケースの場合は、<クリニックの検診体制について、放射線の専門医を区の検診業務から外すなど「適正とは到底言い難い状況だった」と断じた> とあり、"早期発見・早期治療のためのがん検診" という流れに対する "逆走行的な不祥事" ではなかろうか...... (2018.11.17)













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