今や "エネルギー" 問題は現代において喫緊の課題となっている。言うまでもなく主要な課題は、新しい "クリーン・エネルギー" の創造であろうが、もう一つの課題は、より効率的で使い勝手の良く、しかも大容量の "蓄電装置" だとされてきた。
電気自動車や携帯電話などのバッテリーのことや、あるいは災害時における緊急予備電力を思い浮かべただけで簡単に了解できることであろう。
そうしたニーズに応えるべく、かねてより、いわゆる "コンデンサー" と同じ原理を応用した "キャパシター" と呼ばれる蓄電装置が注目されてもいた。
◆参照 <キャパシタ【英】capacitor
キャパシタとは、1879年にドイツの学者ヘルムホルツ(Helmholtz)によって発見された「電気二重層」現象の原理が応用された蓄電池のことである。
電気を電気のまま(エネルギーの化学反応なしに)充放電することが可能で、原理的には半永久的に使用することができる、理想的な逐電装置と言われている。ただし、キャパシタの大容量化は現在のところ技術的に困難であるとされており、様々な用途に向けての実用化を目指し研究が進んでいる。>( BINARY IT用語辞典より )
この "蓄電装置" のボトルネックは、その "大容量化" だとされていたようだが、下記の記事のような "新しい動き" が生まれ、ますます注目度が高まりそうな気配である。
最近のトラックバック