その昔、ベトナム戦争下で "泣きながら裸で戦場を走る子ども" のその一枚の写真が、ベトナム戦争の実態のすべてを世界に訴えたものだった。こちらは戦争ではなく、東日本大震災で被害にあった犬の哀れな姿であり、カメラの方を見つめるその犬の目は、「どうしてこんな悲しいことになっちゃったの?」とでも訴えかけてくるようだ。
さらに憐れむべきは、早一年半以上経っても、被災した犬たちの身体の中には、恐怖と悲しみの記憶とも言うべきホルモン物質「コルチゾール」(ストレスホルモン)が<福島の犬のコルチゾール濃度は神奈川の犬の5~10倍>だという点である。(下記引用サイト記事:大震災、犬の心にも深い傷 ストレスホルモン5~10倍 福島で保護17匹を分析 麻布大チーム/msn.産経ニュース/2012.10.11 )
動物たちの体内(心)に深く沈潜する "後遺症!" という予想外の事実は、震災被災者たちに今なお消えやらぬであろう "深い悲しみ" の在り様を併せて照らし出さずにはおかない......。
東日本大震災: 2012年10月 アーカイブ
巨大地震に伴うより大きな津波に対しては、一般的には "高台への避難" が叫ばれている。あるいは相応に高度のある "避難ビル建設" も指摘されている。
しかし、現在の地方財政の逼迫状況を考えると "避難ビル建設" 案には困難さがつきまとう。
しかも、"南海トラフ" の被害想定だと、<高知県で30メートルを超える巨大な津波が予想/東日本大震災との違いは、大きな津波が早いところでは2分から3分で到達する>とされており、"避難のための時間" が著しく限られている......。
◆参照 茫然自失!?「南海トラフ」地震で新たに想定された"34.4メートルの大津波"(高知) ( 当誌 2012.04.02 )
となると、"浮き上がるシェルター(!?)" のようなものしかないのかなぁ......、と素人考えをしていたものだ。
と、下記の【 引用記事 1 】/【 引用記事 2 】のような "避難装置" が考案されていた。
公共的対応としては、【 引用記事 2 】のような救命シェルター艇を、然るべき海岸近くに設置しておくという対応策はどんなものであろうか......。
想定される問題点は多々残されているかと思われるが、"不安と絶望(?)" に打ちひしがれがちな現状から奮起するきっかけになるのではなかろうか......。
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