現在の "電子書籍" リーダーは、"バックライト付きディスプレイ" のものと、"e-ink" のものがあることはよく知られている。
そして、どうしても "画像の鮮明さ" という点から選択は前者に傾きがちだ。後者に目が向けられるとすれば、"低電力消費 = バッテリーの持ちの良さ" という観点からなのかもしれない。
ところが、"バックライト付きディスプレイ" には意外な "伏兵" が潜んでいるようなのである。"睡眠障害" などとの関係だ。
最近は、不規則な生活、ストレス蓄積、運動不足といった生活習慣から、いわゆる "睡眠障害" に陥っている人が少なくないと言われている。おそらくは、"現代病" のひとつなのかもしれない。
"バックライト" の明るさを見つめ続ける状態が、人間の "睡眠ホルモン" である "メラトニン" の生成に大きな影響を与えて、自然な睡眠導入を妨げることがあり得る(一種の "睡眠障害"!)ということなのだそうだ。
もちろん、この道理は、何も "電子書籍" リーダーの "バックライト付きディスプレイ" に限った話ではなかろう。TVやPCのディスプレイによる作用についても同じことであるに違いない。
ただ、下記引用サイト記事:「就寝前の読書にタブレットは厳禁!?」/WIRED JAPANESE EDITON - SCIENCE/2012.09.11では、<就寝前の読書にタブレット>という、ありがちなケース、しかも "読書の秋" 到来ということもあってか、注意を促しているのである。
◆ 関連/参照 『ぐっすりネット』 - 睡眠ホルモン・メラトニンとは
※ このサイトの提供情報は貴重だと思えた!
◆ 関連/参照 <概日リズム(がいじつリズム、英語: Circadian rhythmサーカディアン・リズム)とは、約24時間周期で変動する生理現象で、動物、植物、菌類、藻類などほとんどの生物に存在している。英名である circadian rhythm は、ラテン語の「約、概ね」を意味する circaと、「日」を意味する dies から名付けられた。つまり「概(おおむ)ね一日」の意味である。>(ウィキペディア)
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