最近の睡眠時間は大体6時間前後であろうか。起きてしまうとさほど眠いという気はしないのだが、疲れが十分に解消されずに蓄積されているような気がしている。
そんなこともあり、今朝は思う存分に朝寝をした。もちろん何度か目が覚めたが、窓の外を覗くと雨は降っているし寒そうであったし、こんな時は寝てるに限るかとばかりにたっぷりと惰眠をむさぼった。
いくらなんでもこんなところかとばかりに起きたのは、昼の12時ちょいと前であった。12時間も眠っていたのは何年ぶりかのことである。よほど疲れが溜まっていたか、頭が疲れていたかなのであろう。
最近はまた、気休めに午前中の喫煙は控えて、 "半日禁煙制度" を実施しているのだが、今日ばかりは何の苦もなくクリアしてしまい、クラッと来るような起き抜けの "一服" を味わった。
コーヒーでも入れて......、とのんびり構えた時、あっそうだと、自分の起床を待ちわびているものがいたことに気づいた。 "外猫" たちに朝食をやらなければならなかったのである。
玄関の "えさ箱" に寄って、扉のチェーンをカタカタと音を立てていると、もう外に猫たちの影が窺えた。片方の猫の鳴き声さえ聞こえてきた。
寒い日の外猫たちは、とにかく食べ物によって "内側から" 体を暖める以外に手はないため、ひもじい思いをさせるのは気の毒だったのである。
「はいはいはいはい(おまっと~さん......)」
と言いながらえさ皿を持って出ると、猫たちは所定の位置でスタンバイOKの状態にあった。いつもに比べると5時間も遅れたのだからとんでもなくかわいそうなことをしてしまったことになる。陽が差しているのならば、陽の当たるひさしにでも飛び移って日向ぼっこでもしながら気を紛らわせていたことだろう。だが、今日はあいにくと雨天であり、さぞかし心細い思いとなっていたに違いないのである。
出だしがこんなふうな "体たらく" で始まった今日であったが、ことさらこれを挽回をしようというふうになるでもなく、首尾一貫してダラダラと "体たらく" を続けることになったようだ。戸外に出てみようという気にもなれず、のんびりと風呂に入ってみたり、ちょいと気になっていたエレクトロニクス機器の調整を気のおもむくままにしてみたり、とまるで "二回目の正月" のごとくに過ごした。
しかし誰がアレンジしたかは知らないが、この一月半ばの三連休というのは、一息入れるには妙に "お誂え向きの休暇" であるように感じたものであった...... (2008.01.12)
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