年末から正月にかけての週は実に良い天気が続いたものだった。こんな調子で、陰鬱となりがちなこの寒い時期が、明るく晴れ続けてくれればいい、とそう思ったものだ。
何せ、景気は悪化する兆しを見せているし、暗い世相は何も変わろうとしていないのだから、せめて日々の天候くらいは明るくあってほしいものだと身勝手なことを望んでしまうわけだ。
しかし、どうやらこの二、三日、ぐずつく天気に変わり始めたようだ。これを書いている午後5時、窓の外はもう真っ暗となっている。折から暗雲が立ち込めていたせいもあり、夕刻を通り越していきなり夜となってしまったようだ。
今日は自身の体調も優れず、そこから気分の方もそれに引きずられるようにパッとしない。こうした気分の時は、妙に苛立ちが首をもたげて、さしたることでもない事柄に癇癪を起こしたりしている。何とも我ながらみっともないことこの上ないあり様である。
こうした暗い世相の時期は、せめて自分側の気分や心意気を好調な状態にもって行き、環境に染まらないようにするのが処世術というもののはずであろう。暗さの中で、自力発電をして、細々ながらも自己発電結果の灯をともすようにしたいと思っている。
にもかかわらず、自分が体調を崩していたのでは何をしているのやら、ということになる。体調を崩すと覿面に気力を損なうからである。 "下手な考え休むに似たり" というが、 "下手な考え" で時間を浪費していると、結局、良質な睡眠を妨げることにつながり、体調やら気分やらを図らずも低迷させてしまうようである。自身の "下部構造" となっているはずの身体の、そのコントロールに、何よりも十分意を払うべきだとつくづく感じている。
こんな時は、 "下手な考え" をウダウダと捏ねくり返しているよりも、さっさと帰宅して早く休むようにした方が生産的でありそうだ...... (2008.01.09)
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