<若年層がケータイや他のデバイスからのネットアクセスに流れている中、50歳以上のネット利用者は、家庭におけるPCからのアクセスにおいては利用者数、シェア共に確実に増加しているようである。>(『50歳以上のネットユーザーは何を見ているのか?』 山田康介[ネットレイティングス アナリスト] 2008/06/02 10:57 japan.cnet.com/marketing/より)
なお、その利用ジャンルで高い比率を占めるのは<ネットは証券取引や旅行情報収集のツールとして威力を発揮しているようである。>とのことである。
自分も、<証券取引>についてはその真似事を、 "デイトレード" という形で経験したことがあり、一時は "熱狂(?)" もした覚えがあるものの、もはやすっかり醒めてしまった。詳細は措くとして、バカバカしく思えたからである。
結局、趣味的に長続きしているのは、日誌、エッセイ、小説もどきをネット上で公開することのようである。もちろん、情報収集としての閲覧についての方はもはや日常生活の必需要素となり切っている。
ところで、ネット公開の "日誌" を毎日書こうとすれば、書くための材料探しもさることながら、その方法( "投稿" 方法)にも工夫を要する。
できるだけ簡易な操作が望ましく、また場所を選ばないという条件も必要であろう。出張先や旅行先からでも "投稿" できなければいけないからである。
そんなことで、もう8年も継続させている自分の場合、最初は "CGIスクリプト" を駆使したホームページを自作したものであった。つまり、 "FTPソフト" などを使わざるを得ないコンテンツのアップロードを、自身が公開しているホームページの "ブラウザ" から入力し、そしてアップロードできる、という構造のウェブサイトを工夫したわけである。
これは、結構、便利であり、出先からの "投稿" でまかなうことができ、おかげで "一日たりとも穴を空けることのない継続" を叶えてきた。
それで、いわゆる "ブログ・システム( Movable Type 4.1 )" を併用し始めたのはつい先頃のことになる。コンテンツのアップロードのほかにも、いろいろと魅力のある機能に惹かれてのことであった。確かに、使い勝手は悪くなく、今後への活用展望が様々な形で刺激されてもいる。
そして、今日は、 "ケータイ" を使っての "ブログ" へのアップロード方法を設置することにした。ケータイ・メールを送信するだけで、コンテンツを自分のブログサイトへ "転送" してアップロードを肩代りしてくれる、という無料サービスなのである。( "SendMob" http://sendmob.haruta-ap.jp/ )実際に試してみたが、実に瞬時に、かつスマートにこなしてくれた。
これで、もし、ノートPCも持ち込めないような "緊急事態(?)" となっても、「助けてくれ~!」なりのメッセージを発信することができる。(友人・知人にメールを打った方がベターかもしれないが......)
現在、あの悲惨な "秋葉原通り魔事件" をきっかけにして、 "ネット・アクション" が白い眼で見られる雰囲気がないではない。
しかし、 "Web 2.0" の潮流が逆流するはずはなかろうから、個人のネットユーザたちが、パブリックな場へとますます関与していくことは不可逆的であるに違いなかろう。
そんな中で、50,60歳以上の熟年者たちも、ネットを通して、株価の動きだけにとどまらず、操作が簡便化しはじめた "ブログ" などの環境を使って、若い世代の息遣いに接近してみてはどうだろうか...... (2008.06.13)
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